性格をわける4つの仕組み~内向型と外向型は、そもそも体の仕組みが違う
なぜあの人は、あんな行動をとるのか? なぜ、自分はこんな性格なのか? それは、血の流れが違うから!
それを理解して、自分は自分らしく、堂々といこう!
【参考記事】
内向型であることにこだわるよりも、自分の目的を明確にすること。それが大事なのだと思います。
hirataaki.com
ネガティブはネガティブなままで。あまり無理をしなくていいですね。
hirataaki.com
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「内向型を強みにする」
①内向的な人が生きづらい理由
②内向的な人の特徴と強み
③内向的な人のエネルギー補給方法
④性格をわける4つの仕組み ←今はココ
個性の違いは、次の4つの違いで決定しています。
①神経伝達物質・②遺伝子・③自律神経・④血流。
①神経伝達物質
なかでも、ドーパミンは、ヤル気の源・幸福の源泉です。
ichigo-it.hatenablog.com
②遺伝子
個性の違いは、たった0.1%の遺伝子
個人間のちがいは、たった〇・一パーセントの 自分特有の遺伝子素材によって生じる。チンパンジーとヒトの遺伝子は、九八パーセントまで同じである。ほんのちょっとした遺伝子素材の差で、わたしたちはまったくちがったものになっているのだ!
この本を読んで、一番印象に残ったのは、99.9%は同じってこと。
個性の違いは、たった0.1%の遺伝子によって決まっている。つまり、99.9%は同じってことです。どんなに「他人と自分は違う」と思っても、99.9%は同じ。
0.1%に目を向けると、苦しい。99.9%に目を向けると、所詮は同じ人間
人は、「同じ」ものに安心感を抱きます。同じなんだと思ったときに「つながり」を感じます。違いは違和感であり、同じは安心。ということは、99.9%に目を向けたら、人とのつながりは必ず作れる!ってこと。
だいたい、0.1%の違いで苦しむこと自体、すごいことです。
ソムリエだと思えばいいかもしれません。ソムリエは、ちょっとした違いも嗅ぎ分けて言い当てることができます。違いを嗅ぎ分けられるって、才能なんです。敏感なことって、恥じることじゃありません。
だから、「違い」を感じたら才能だと思えばいい。そして、「同じ」に焦点をあてれば、「つながり」と「安心」を感じられるはず。
ちなみに、チンパンジーとヒトの遺伝子も98%まで同じっていうのも、驚きですね。
なかでも、D4DRという遺伝子の長さが、ドーパミンに強く影響を及ぼしているそう。
外向型は、D4DR遺伝子が長い
ドーパミン感受性が低いとは、たくさんのドーパミンが必要ってこと。だから、ちょっとした刺激では満足できない。
そのため、どんどん外に出て人と会う、たくさん経験する、それこそが幸せ。
たくさんの刺激があってこそ、ドーパミンを感じる。
ポジティブで行動力のある人というのは、D4DR遺伝子が長い人です。
③自律神経
2つの自律神経のどこかに、自分の拠点がある
自分の拠点がわかれば、わたしたちはエネルギー・レベルを調節し、目的を達成することができる。
「自律神経」という言葉はよく聞きますね。自律神経は2つの枝にわかれているそうです。その2つとは、交感神経と副交感神経。
人は、この2つの枝のどこかに、拠点となる場所を持っているそう。
状況によって、どちらかが機能するのですが、機能しやすいほうがあるということです。
その拠点がどこかによって、自分にとっての最も心地よい場所が決まります。
つまり、活発な人は交感神経がよく働く人、静かな人は副交感神経がよく働く人
外向型は、交感神経が拠点
交感神経系はわたしたちを新しいものへと向かわせる。食べ物、新境地、仲間づきあい――どれも生きていくのに必要なものばかりだ。活動中や、好奇心を抱いたとき、または、思い切ったことをするとき、わたしたちはこのシステムを働かせている。
ストレスや刺激を感じた時に脈拍があがり、心臓がドキドキ鼓動を始める。そのときは、交感神経系が働いています。
エネルギーを消費するのが特徴であり、このシステムは、「ドーパミン」によって活性化します。
ドーパミンをどんどん消費するので、それを補充するべく、外をさまようわけです。
内向型は、副交感神経が拠点
ハンモックに横たわって雲を見つめているときや、ただくつろいでいるとき、あなたが作動させているのは、この系である。体はエネルギーを消費するのではなく蓄えている。のんびり物思いにふけっているとき、内向型の人の"快感のヒット"は放たれる。
リラックスして穏やかな気持ちでいる、そんなときは副交感神経系が働いています。
エネルギーを節約するのが特徴であり、このシステムは、「アセチルコリン」によって活性化します。
内にこもる必要が生じたときに活性化して、エネルギーを消費する行動を抑え、体を回復させます。
ただし、この状態に長くいすぎると、ヤル気が失せ、ウツになる危険性もあるので要注意。
④血流
神経伝達物質が、血流のルートと量を決める
内向型と外向型の行動のちがいは、脳の異なる経路を使うことに起因すると結論づけた。その経路が、わたしたちがどこに注意を向けるか――内部か、外部か、を左右するのである。
神経伝達物質は、血液に対して、どのルートで・どれくらいの量で流れるかを指示しているそうです。
そして、そのルートと量で、神経スイッチがオンされる。
私たちの反応や行動というのは、神経のどの部分が活性化しているのか、つまりは、どのルートをどのくらいの血量が流れているかってところで、左右されるのです。
だから、「頭に血がのぼる」っていう言葉は、ある意味、正しい表現だったってわけです。血の流れが変わると、行動が変わります。
外向型は、血流ルートが短くて単純
外向型の人は、視覚・聴覚・触覚・味覚などの感覚情報、そういう機能のある脳の部位へ、血が多く流れています。
だから、神経は外に向かい、感覚情報に集中する。
考えずに行動できる人は、血の流れがそうなっているのです。思い立ったら行動!今の感覚のみ!ってことですね。
内向型は、血流ルートが長くて複雑
内向型の人は、記憶する・問題を解決する・計画を立てる、そういう機能のある脳の部位へ、血が多く流れています。
だから、神経は内へ向かい、記憶や思考に集中する。
考えすぎてしまう人は、血の流れがそうなっているのです。今の気持ちを、過去の記憶と比較しながら、あれこれと考えるのです。
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ここまでをまとめると、外向型と内向型の違いは次の点です。
- アドレナリンが味方
- D4DR遺伝子が長い
- 拠点は、交感神経系
- 思考型の脳の近くを、血が多く流れる
つまり、自分と他人とは違ってていい、というよりも、仕方ないもの。脳の仕組みも血の流れも違うんです。
違いを尊重するのが難しければ、体の機能としての違いを理解すればいいと思いますよ。
だけど、99.9%は同じなんだ!ってことです。
心を整えるには、マインドフルネス瞑想もおススメ!
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内向型の模範は、さかなクン! ぜひ、参考にしてほしいです。
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なお、穏やかさを取り戻すには、セロトニンの効果も絶大。
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