ichigo's blog

いろんな生き方を考えてみるブログ

性格をわける4つの仕組み~心ではなく、体の違いだった

内向型を強みにする



なぜ個性の違いが
生まれるのか?


あの人と私は
何が違うのか?


実を言うと、
次の4つの違いで決定します。


ホルモン・遺伝子・神経・血流


これがわかると、
人との違いが理解できます。


これまでは、
内向型が生きづらい理由、
特徴・エネルギー源について、
見てきました。
ichigo-it.hatenablog.com
ichigo-it.hatenablog.com
ichigo-it.hatenablog.com



今回は、
体の仕組みによる、
性格の違いについて。


「内向型を強みにする」



神経伝達物質

神経伝達物質とは

有名なところで言えば、

ドーパミンセロトニン
ノルアドレナリン
アセチルコリン、エンドルフィン など



外向型の味方は、アドレナリン

外向型の人は、ドーパミンの助手、アドレナリンにたよっている。
アドレナリンは、交感神経系が働くことで放出され、脳内にさらにドーパミンをつくり出す。


幸福感と密接に
つながるのがドーパミン


それは、
運動・覚醒のような特徴を
もっています。


ドーパミンをつくり出すのは、
アドレナリンの放出。


外向型の人は、
アドレナリンをたくさん放出し、
ドーパミンをたくさん作る。


ただし、
アドレナリンが出すぎると、
怒りっぽくなったり
キレやすくなったりするという
デメリットも。


良くも悪くも、
活動的になるということです。


すぐにでも闘える状態です。


ほどよいアドレナリンは、
人生に必要ですが、
出すぎには注意なのです。


内向型の味方は、アセチルコリン

内向型の人は、穏やかな気分を保ち、なおかつ、憂鬱や不安を感じないために、多すぎも少なすぎもしない適量のドーパミンと適量のアセチルコリンを必要とする。この快適ゾーンはかなり狭い。


内向型の人は、
脳の主要な経路に、
アセチルコリン
使われている。


これは、
穏やかな覚醒状態を
維持する能力、


長期記憶を利用する能力に
影響を及ぼすそうです。


このタイプの人は、
何かを深く考えるときに
快感を引き起こします。


学者タイプの人、
突き詰めて考えたい人は、
アセチルコリンが多い人
ということです。



②遺伝子

個性の違いは、たった0.1%の遺伝子

個人間のちがいは、たった〇・一パーセントの 自分特有の遺伝子素材によって生じる。チンパンジーとヒトの遺伝子は、九八パーセントまで同じである。ほんのちょっとした遺伝子素材の差で、わたしたちはまったくちがったものになっているのだ!


個性の違いは、
たった0.1%の遺伝子
によって決まる。


つまり、人間の遺伝は、
99.9%までが同じだと。


どんなに
他人と自分は違うと思っても、
99.9%は同じなんです。


たった0.1%に目を向けて
苦しんでいます。


99.9%に焦点を当てれば、
所詮は同じ人間


人は、「同じ」ものに
安心感を抱きます。


同じなんだと思ったときに
「つながり」を感じます。


違いは違和感、同じは安心。


ということは、
99.9%に目を向ければ、
どうなるでしょうか。


人とのつながりは、必ず作れます。


だいたい、
0.1%の違いで苦しむこと自体、
すごいことです。


例えば、
コーヒーに0.1%の砂糖が
入ってたとして、
甘さを感じるでしょうか。


0.1%の砂糖には気づけなくても、
人間関係になると、
そんなすごい芸当を
やってのけるのです。


それくらい、敏感なんですね。


ソムリエだと思えば
いいかもしれません。


ソムリエは、
ちょっとした違いも嗅ぎ分けて、
言い当てることができます。


違いを嗅ぎ分けられるって、
才能なんです。


敏感って、
恥じることじゃありません。


「違い」がわかるのは才能


そして、
「同じ」がわかれば、
「つながり」と「安心」が生まれます。


ちなみに、チンパンジー
ヒトの遺伝子は98%まで同じ。


2%の違いなんです。


なかでも、
D4DRという遺伝子の長さが、
ドーパミンに強く影響を
及ぼしているそうです。


D4DR遺伝子が長いと・・・

  • ドーパミンに対する感受性が低い
  • ドーパミンを生産するためには、スリル・刺激が必要
  • 新たな経験を得ることに情熱を傾けている
  • 難解な音楽、異境の地への旅など、斬新なものを好む
  • ルーチンワークや退屈な人には我慢できない
  • 衝動的で気まぐれ、依存症に陥る可能性も高い
  • 早口で、人を説得するタイプ
  • 報酬のためならリスクを負う
  • 先の読める安定した状況が退屈


ドーパミン感受性が低い
というのは、


ドーパミンの効果を感じるには、
たくさんのドーパミンが必要。


つまり、
ちょっとした刺激では
満足できない。


そのため、
どんどん外に出て、
人と会う、たくさん経験する、
それを求めます。


幸福や楽しさを感じるには、
たくさんの刺激が必要なんです。


ポジティブで
行動力のある人というのは、
D4DR遺伝子が長いのです。


D4DR遺伝子が短いと・・・

  • ドーパミンに対する感受性が高い
  • 静かな活動でも十分にドーパミンが得られる
  • 人生にドキドキを求めない
  • ゆったりペースの生活を好む
  • 内省的なタイプが多い
  • 几帳面で慎重
  • スリルやリスクに不安を覚える
  • 安心できる決まった手順や、なじみ深いものを好む
  • 突進する前に全体像をつかむのが好き
  • 長期的プロジェクトに集中するのが得意
  • 気分にむらがなく、よい聞き手になる
  • 先の読める安定した状況が心地いい


ドーパミン感受性が高い
というのは、


ちょっとした刺激でも、
ドーパミンが過剰になる。


だから、
多くのスリルは必要ないのです。


人と話していると
刺激が多すぎる
と感じ、
一人の時間を
多くとることになります。


よく言えば、省エネです。


ちょっとしたことだけで
幸福感を得られるのです。


内的で静かなタイプは、
D4DR遺伝子が短いのです。



③自律神経

2つの自律神経のどこかに、自分の拠点がある

自分の拠点がわかれば、わたしたちはエネルギー・レベルを調節し、目的を達成することができる。

「自律神経」という言葉は
よく聞きますね。


自律神経は2つの枝に
わかれているそうです。


その2つとは、
交感神経と副交感神経。

f:id:ichigo-it:20181202171702j:plain


人は、
この2つの枝のどこかに、
拠点となる場所を
持っているそうなんです。


状況によって
どちらかが機能するのですが、
機能しやすいほうがある
ということです。


その拠点がどこかによって、
自分にとっての
最も心地よい場所が
決まるのです。


わかりやすく言うと、
活発な人は
交感神経がよく働く人

静かな人は
副交感神経がよく働く人


神経の問題であって、
良い悪いはないのです。


交感神経:闘争・逃走システム

交感神経系はわたしたちを新しいものへと向かわせる。食べ物、新境地、仲間づきあい――どれも生きていくのに必要なものばかりだ。活動中や、好奇心を抱いたとき、または、思い切ったことをするとき、わたしたちはこのシステムを働かせている。


ストレスを感じた時に
脈拍があがり、
心臓がドキドキ鼓動を始める


そのときは、
交感神経系が働いています。


エネルギーを
消費するのが特徴です。


このシステムは、
ドーパミン」によって
活性化します。


エネルギーを消費するだけなので、
外向型の人は
心を静める方法を学ばないと、
燃え尽きて、
健康を損なう恐れがあるようです。


副交感神経:心を静める

ハンモックに横たわって雲を見つめているときや、ただくつろいでいるとき、あなたが作動させているのは、この系である。体はエネルギーを消費するのではなく蓄えている。のんびり物思いにふけっているとき、内向型の人の"快感のヒット"は放たれる。


リラックスして
穏やかな気持ちでいる、
そんなときは、
副交感神経系が働いています。


エネルギーを
節約するのが特徴です。


このシステムは、
アセチルコリン
によって活性化します。


内にこもる必要が
生じたときに活性化して、
エネルギーを消費する行動を抑え、
体を回復させるのです。


ただし、
この状態に長くいすぎると、
ウツになり、ヤル気が失せ、
欲求不満を
感じるようになるようです。


立ち上がって
外に出ていくことを、
学ぶ必要があるんですね。



④血流

神経伝達物質が、血流のルートと量を決める

内向型と外向型の行動のちがいは、脳の異なる経路を使うことに起因すると結論づけた。その経路が、わたしたちがどこに注意を向けるか――内部か、外部か、を左右するのである。


神経伝達物質は、
血液がどのルートで、
どれくらいの量で流れるかを
指示しているようです。


そして、
この血流のルートと量が、
神経スイッチをオンすることに
なるそうなんです。


私たちの反応や行動は、
神経のどの部分が
活性化しているのか、


それで決定されていた
ということです。


どのルートを
どのくらいの血が流れているか、
それが、
行動の分かれ目なんです。


内向型の人=血流ルートが長くて複雑

内向型の人は、主に、


記憶する
問題を解決する
計画を立てる、


そういう機能のある
脳の部位へ、
血が多く
流れているそうです。


だから、神経は常に
内に向かい、
思考や感情に
精力を注ぐことになるのです。


外向型の人=血流ルートが短く、複雑ではない

外向型の人は、視覚・聴覚・触覚・味覚など、
感覚情報が処理される脳へ血が流れるそうです。


外に向かい、
感覚情報に浸るのです。


あまり考えずに
行動できる人は、
きっと、こういう血の流れに
なっているのでしょう。


内向型のピーターは、大好きなモネの絵を鑑賞しようと美術館へ出かける。美術館へ入ると、特に混んでいなくても心理的に圧倒され、自分では気づかないまま、ただちに焦点をしぼりこむ。彼はまっすぐにモネの絵のある部屋へ向かう。そして、長期記憶をさぐり、前回同じ絵を見たときと現在の気持ちとを比較しながら、モネの絵とそれに対する自分の感想について考える。

**



ここまでをまとめると、
外向型と内向型の違いとして、
次のようなことが言えそうです。


外向型

  • アドレナリンが味方
  • D4DR遺伝子が長い
  • 拠点は、交感神経系
  • 思考型の脳の近くを、血が多く流れる


内向型

  • アセチルコリンが味方
  • D4DR遺伝子が短い
  • 拠点は、副交感神経系
  • 感覚型の脳の近くを、血が多く流れる


つまり、
遺伝子や
脳の仕組みが違うのです。


とても科学的なこと
だったんです。


ただ、違うといっても、
わずかに0.1%の違いです。


どんなに理解できない
相手であっても、
99.9%は同じなんですよ。


花畑も、遠くから見ていると、
一面のじゅうたんのようで
美しいです。


でも、近づいて
細部を見てみると、
一つ一つ違うことがわかります。


時には虫がついていたり、
あまり美しくない形状のものも
あるのです。


花を一つ一つ見て、
植物の不思議を考える


遠くから眺めて、
その美しさを満喫する


そのバランスが
大切かもしれません。


「なぜだろう?」という疑問から、
世界的な発明が生まれているので、
疑問を持つことは良いことです。


細部を徹底的に
研究するのは、
内向型の人には、
得意で楽しい分野です。


逆に、遠くから俯瞰して見ると、
細部の違いが気にならなくなり、
心が豊かになっていきます。


別人にならなければ
ならない理由なんてありません。


どちらにも
長所があり短所があります。


違いを学び合い、
生かし合っていけばいいんです。
バランスをとっていくことです。


「なぜあの人は?」
「なぜ自分は?」と思ったとき、
脳が違うんだ、
血の流れが違うんだ、
そう思うだけでも
落ち着いてくるはずです。


そして、
結局は同じなんだ
という事実は、
自分を安心させてくれます。



~まとめ~

違いとは、遺伝子の違い、血流の違い
だから、自分のもてる力を最大に発揮すればいい


だけど、99.9%は同じ
それがわかれば
人とのつながりを感じられる




内向型を強みにする

内向型を強みにする