ブログを書く理由:7か月間の振り返り
私は、ブラック企業に勤めています。
周囲の悩みにどう答えたらいいのかを悩んだ結果、ブログを始めてみることにしました。
このブログは、2018年6月17日に開設したので、2019年1月時点で7か月が経過しました。
本当はもっと、ブラックの実態を書いてみようかと思っていたのです。
**
ブラックとは言っても、私はさっさと定時で帰るし、物理的な苦労はありません。ただ、精神的な負担はあります。
なぜなら、周囲は(特に男性は)、とても大変だからです。夜中まで働いてることや、土日に働いてることもザラ。自分の思いと、会社の思いがなかなか一致しない。
会社の体制も、世間の常識とはだいぶズレている。
そんな周囲の悩みや愚痴を聞くにつけ、自分もやっぱり、モチベーションが下がります。何のために働いているんだ? そして、皆の悩みにはどう答えたらいいんだ?と。
そこで、本を読んでみることにしました。
最初に読んだのは、これ。
この本に、非常に感銘を受けました。
仕事を速く終わらせるコツは、自己管理に徹することと、毎日の振り返り。
なるほど! さっそく実践してみよう。
そのついでに、ブログも始めることにしました。良い気づきを得たら発信してみようと。
たくさん読んで、たくさん書けば、文章力も思考力も育つそうです。
スポーツや、楽器の練習と同じですね。日々のトレーニングによって、体になじんでくるようです。
で、毎日の振り返りを続けるとどうなるのか?
「10年もすれば、周囲の人が止まっているかのように思えるくらい、速く仕事が処理できるようになる」
すごいですね。周囲が止まって見えるほど速くなる。そんなの、感じてみたい。
私は、基本的に情熱はありません。すぐに燃え尽きます。嫉妬もするし、イライラもする。そんな自分がどうなるのか?
ただし、周囲が止まって見えてしまったら、余計にイライラする気もしてしまいます。
こんなこともできないんだ?と。
行動が速くなっても、それじゃあ本末転倒。
そんな能力なら磨かないほうがマシ。能力を磨くのは、それで役に立つことをするためですよね。
ある意味で、速くて傲慢になるなら、遅くても人の役に立ってるほうが、よっぽどいいのでは?
決断力の話にもありましたが、速いからって何なのさ?(自分への問いかけ)
それならば、速いとか遅いとかよりも、メンタルを整えなきゃしょうがない。
ワクワクできないことのほうが問題。
イライラしてる自分が、さらにイライラするなら意味がない。
そんなことを考えていたら、職場ネタを書くつもりでいたのが、どんどんメンタル面の話に偏ってきました。
そもそも、仕事には興味がないという事実。
ちなみに、毎日続けるのは「振り返り」であって、ブログを毎日!と息巻いているわけではありません。根性はないので逃げ道を作っておきます。
ただ、書き続けるとなると、どうしても質は落ちます。見直す時間も少ないし。
だけど、完ぺきを目指すよりも、速く出すほうがいい。そんな考え方をマイクロソフトから学びました。
そして、本を読んでいるうちに、本の内容をアウトプットしたくなってきました。
その気持ちを加速させたのが、これ。
ichigo-it.hatenablog.com
ichigo-it.hatenablog.com
本をたくさん読めばIQが高くなる! しかも若返る! なんて素晴らしい!
それには、たくさん読んで、たくさんアウトプットするのがコツ。じゃあ、どんどんアウトプットしよう!
だけど、ずいぶん悩みました。
「この本を読んで、こう思いました」 そんなブログ、つまんなくない? 何が言いたいの? 当然ながら、誰にも読まれません。
迷走が続き、悩んだあげくにリボーンアワードというイベントに参加してみました。
このイベントは、「もっと自分を出したほうが良さそうだ」と考えるきっかけになりました。
私は性格上、つい分析的になってしまい、自分の意見を横においてしまう癖があります。結果的に、話が「つまらない」。そこを改善したいと思いました。
だけど、自分を出すにはどうしたらいいのか?との疑問がわきおこり・・・。
読書ネタを書く気もなくなり、ちょうど年末ということもあって、1年のニュースを振り返ってみることに。
書くことがないので仕方なく始めたことだったのですが、これがけっこうな考える力になりました。
よく、トレンド記事は疲れるし大変という話を聞きますが、本当に大変だろうなぁと実感します。
私の場合は、過去のニュースを振り返っただけですが、本物のトレンド記事を書いている人は、常に、今の旬のネタを追い続け、最速で書いていかなければならない。
その苦労の一端を知れただけでも、良い経験です。
そして、一つのニュースから自分の論点を探っていくという作業。それが、すごく役立ったんです。いろんなことを考えました。
別にアクセスが増えたわけでもなく、自分一人で地道に、いろんなことを考えていたわけですが、おかげで「書く」ことの基礎ができたような気がします。
特に、安室ちゃんの話や、
ichigo-it.hatenablog.com
自己責任論の話、
ichigo-it.hatenablog.com
南海キャンディーズの嫉妬の話、
ichigo-it.hatenablog.com
一つをじっくり考えていくなかで、自分自身の心の動きというものを感じ、自己分析のコツも少しつかめた感じです。
自分が日々、何を考え、どう感じ、いかに行動しているか? それがわかると、行動することも書くこともラクになってきます。
例えば、安室ちゃんが好き!っていう記事を書こうと思っても、何が好きなのかわからない・・・。結局、騒がれてるものに興味を寄せてるだけだよなぁと。
伝えようと思うと、自己理解が進むというメリットがありますね。
やっぱり、自分の思考が現実になっているんだなぁと、しばらくフタをしていた「思考は現実化する」という概念が、やっと身近になりました。
自分はやっぱり、他人のやり方に振り回されていること、幼い頃からの嫉妬が今の自分を制限していること、出し惜しみをせず、もっと自分のやり方を信じたほうがいいこと。そんなことを改めて確認しました。
そうだ! 内向型は内向型のやり方でいこう! そんな思いで出発した2019年。不思議と、アクセスが伸び始めました。
自分の分身みたいです。
特に、さかなクンの話には、目からウロコがぼろぼろと落ちました。好きなこと、自分のやりたいことを、もっと堂々と追求してもいいんだ、と。
なお、読者という意識もなかった頃、なんと医学生さんが読者になってくれました。若い人に読んでもらえるというのは驚きでしたね。しかも、私のブログを紹介していただき、「尊敬している」とまで書いてくださって、うれしい限りです。
迷走していた時期に元気をくれた感謝は、ずっと消えないと思います。
ということで、ブログを書く理由は、たくさんあります。
- 文章力を鍛える
- 毎日の振り返り
- 自己分析ができる
- 知識と経験を資産に変える
- 感謝がわく
- 書くことが楽しい
- 人の役に立ちたい
特に、七つの習慣の次の考えからは大きな衝撃を受けました。自己啓発のみにハマることには、あまり意味がないのです。
「私たちは、自分のことに焦点を合わせること(自己尊重・自己啓発・自己向上)に意義があるとする、幻想的な社会に甘んじて生きている。
それは『私はこれを望みます』『私のやり方でさせて』『私のやり方でしました』という生き方である。」
「しかし、何千年も前からある啓蒙書は、『自分自身を高めるうえで最も大切なこととは、自分の行動で人をいかに勇気づけられるか、ということである』と繰り返し説いている。」
「貢献すること、つまり、自分自身のことより、もっと高い次元に目的を置いて生きることに意義があるのである。」
自分の行動で人をいかに勇気づけられるのか? そこを問いかけつつ、ブログを続けていこうと思います。
とは言っても、熱意はないので、燃え尽きない程度にたんたんと。
当面の課題としては
①アクセス増を意識する
②過去記事をリライトする
③人の悩みを聞く
①について、やはりアクセス増はモチベーションが上がります。元気と自信が出る。そんなエネルギーが、実生活にも影響を与える。良いことだらけなので、やはりアクセスは増えてくれると嬉しい。
アクセスを考え始めるとツマラナイのでは?とも思いましたが、クイーンがヒット曲をねらい続けたという話には刺激を受けました。
②について、アクセスの無い記事は、削除したほうが全体の質が上がるという話がありますが、自分の歴史を消してしまうようで、やはり削除は痛い。それに、消せばいいだけではなく、グーグルにも報告をしないと、「記事がありません」と表示されてしまう。
今までの記録は残したいし、消すにも手間がかかるなら、リライトのほうがいいだろうなと。リライトって大変ですけど、仕事だと思うしかない。
③について、そもそもの目的がそこだったのですが、考えることに集中してしまい、行き着いていませんでした。悩みを聞ける自分になることは、大きな目標です。
ちなみに、ichigoという名前は、子どもの頃にイチゴが大好きだったから。好きな食べ物欄には、いつも「イチゴ」と書いてた気がします。
本来の「好き」を思い出そうという意味で。
ただ、イチゴ以上に好きだったのは納豆なんですけどね。さすがに「納豆のブログ」は却下しました。
好きな動物はキリンでした。だから、Kirinも考えましたが、ビールみたいなので却下しました。
好きな色はピンクなので、ちょうど良かったです。
それにしても、あまり感情を出せない自分が、どうなるのだろう? どんだけ面白いことを書けるようになるんだ? そんな興味があります。
~まとめ~
7か月間のブログ運営で気づいたこと
*自己管理の大切さ
*自己分析の方法
*論点を探る楽しさ
*人の悩みを聞くという目的を忘れていたこと