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集中してフロー状態に入ろう!内向型が、仕事と人生を愛するコツ

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1つに集中! そこから喜びが生まれる。1つを深掘りし、追求することは立派な才能です。


深さを極めるのが楽しければ、幅広さを求める必要はない。一度にいくつものことをこなすのではなく、一つひとつやりたければ、その信念を曲げないように。報酬にあまり動かされない性質は、わが道を行くための測りしれないパワーをもたらす。


「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」
内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)



内向型が仕事を愛するコツ

報酬よりも、集中が好き

もしあなたが、発揚性気質の人を賞賛するだけでなく、物静かで思慮深い自己を大切に思っていたらどうすればいいのだろう? 行動するための設計図としてだけでなく、知識自体を愛していたらどうだろう?


この質問を目にして、意外とおちいりやすい葛藤なのかな?と思いました。


私は、好きで本を読んでるけど、そこから何かを実践しているのか?って言えば、何もありません。好きでゲームする、好きで旅行する、そういったことと同程度です。


それで、人に相談してみたこともあります。そして言われました。「好きで読んでて、いいよ」と。


あぁ、そうか...と安堵しました。
行動しなきゃいけないっていう幻想に、とらわれすぎてたのかもしれません。


だから、知識自体を愛するって、いい言葉だなぁって思いました。


一つのスキルとして、外交型のように振る舞うのは有りですが、内向型を否定して外交型になるっていうのは、やっぱり違う。思慮深い自己を大切に思っててもいいんじゃない?


それに実は、外向性とリーダーシップとの相関関係は大きくないことが、研究で判明しているそうです。社会では内向型のリーダーもたくさんいるし、外向型より結果を出している人もたくさんいる。


すぐれた経営者の多くは、派手なパフォーマンスやカリスマ性ではなく、謙虚さと意志の強さを持っているそうです。


それなのに私たちは、社交性が大事だということを思い込みすぎている。学校でもそういう教育をしているし、会社でもそうだし、社会的な雰囲気がすべて、外向型を重視しています。


それは、自己啓発が流行した経緯があるからです。
ichigo-it.hatenablog.com



じゃあ、内向型はどうすればいいの?


内向型の特徴として、報酬への興味が少ない、一つのことに集中するというものがありました。
ichigo-it.hatenablog.com



つまり、報酬にとらわれずに深く考えたり、知識を愛したり、集中したりすることができるのです! そこを強みだと考えてみよう。


フロー状態を目指そう

フローの状態になると、飽きたり不安を感じたりせず、自分に十分な能力があるかと心配になったりもしない。時間が知らぬ間に過ぎていく。  
フローを経験する鍵となるのは、 行動がもたらす報酬ではなく、その行動自体を目的とすることだ。


フローとは、心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱された概念で、「物事に完全に没頭し、精神的に集中している状態のこと」を言います。


お金では幸せにならないという事実を知ったチクセントミハイは、人は何に幸せを感じるのかを研究したところ、幸せな人は「没頭する瞬間」があることに気づいたそうです。


ランニングで言えば、ランナーズハイと似ているかもしれませんね。


そして、「内向型人間のすごい力」では、このフローこそが、内向型が発揮できるものだと主張しています。なぜなら、内向型は、報酬よりも行動そのものを目的とする傾向があるからです。


活発な行動で楽しさを味わうことが少ない反面で、集中して没頭しやすい性質というのは、まさしくフロー状態を日ごろから経験しているということではないでしょうか。


一方、外向型は、報酬こそが最大の興味であるため、その行動から報酬をどれだけ得るか?ということを考える傾向が強い。一般的な傾向としての話ではありますが、外向型よりも内向型のほうがフロー状態を作りやすいのかもしれません。


マインドフルネス瞑想というのも、「1つに集中する」ことで、頭をスッキリさせるというものです。
ichigo-it.hatenablog.com


私が瞑想していたわけではなく、こちらのブログで学びました。
www.shirao.site


私が一番、衝撃を受けたのは「食べる瞑想」という考えです。瞑想といっても、目を閉じてジッとしているだけが瞑想なのではなく、目の前の1つに集中することで瞑想と同じ効果を得るというのです。だから、食事のときは食事に集中する。それが食べる瞑想。


同じように、常に目の前の出来事に集中すること。遊びのときは遊びに、仕事のときは仕事に。1つに集中。余計なことを考えない。それを心がけると心が落ち着いていくというのが、マインドフルネスの姿勢です。


やはり、集中することが、幸せに直結しそうですね。


だけど、集中というのがかなり難しい。いろんな考えがあれこれと浮かんできてしまいます。内向型は集中が得意というけれど、それと同時に、他人の意見や顔色を気にしすぎる傾向もあるせいか、つい、なんやかんやと思い出しては、いちいち考えるし、クヨクヨするし。


悩んだり落ち込んだり、頭が混乱したりするのは、まさに集中力が散漫になっているからです。休日でも仕事を考えてしまうとか、誰かと一緒にいても違うことを考えてしまうとか。要は、頭の中にたくさんの情報がありすぎて、その情報によって押しつぶされてしまっているのです。


あまりにも振り回される場合は、情報をシャットアウトして、とにかく集中! そこを目指してみよう。


仕事をするときも、パソコンに向かってるときはパソコンに集中する。計算してるときは計算に集中する。休憩タイムでは休むことに集中する。そうやって、一つ一つ、集中のクセをつけることです。


特に、インターネットは集中を乱します。いろんな情報が瞬時に入ってくるからです。ムダな混乱を引き起こす。だから、じっくり学ぶなら本のほうが絶対におススメ! 本は、欲しい情報だけに集中できるからです。「質」が違うというのもあるけれど、「集中力」の効果をあなどってはいけません。


フロー状態を心がけることが、仕事を愛し、生活を愛するコツですね!


まだ読んでませんが、面白そうです。

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)



あなたは報酬に敏感な外向型に見られたいと思うあまり、持ち前の才能を過小評価してしまったり、周囲の人間から認められていないと感じていたりするかもしれない。だが、大切だと思えるプロジェクトにいったん集中すれば、自分がかぎりないエネルギーを持っていることに気づくだろう。

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仕事では、外向的に振る舞おう

内向型は自分を信じて、できるかぎり堂々とアイデアを述べる必要がある。


自分の考えを伝えるためには、やはり外向的なスキルは必要です。それは、自分の性格を否定することではなく、どんなに自分を肯定しても、やはり伝わらなければ評価につながらないからです。


だから、自分を抑圧して違う人間になるという意味ではなく、自分を表現するためにも、テクニックを身につけたほうがいい。見せ方によって外向型に負けてしまうのは、どうしようもない事実です。


性格の問題ではなく、1つのスキルだと考えればいいと思います。海外の人に伝えるためには、英語のスキルが必要なのと同じように。


相手の言語で伝えるということです。マイナーな言語を母語とする人が、英語を否定し、自分の国に閉じこもるようなもの。それはそれでいいけれど、認めてもらいたいなら損をしてしまう。


社会に出たなら、それなりに社会のやり方というものがあります。もっている基準が全く違う人に、いろんなことを伝えなければならない。テクニックやスキルは必要ですね。


もちろん、お金があれば通訳を雇えばいいし、内向型のリーダーは、そばに外交型のアドバイザーをおいてたりする。


自分に足りない能力を、他人に頼るというのは、相互依存のパワーになります。


とにかく、自分を否定するのではなく、自分の能力を信じたうえで、それを伝える技術を持とうってことです。あくまでも、性格ではなく技術の問題


しかし、外交型のフリをすることには、当然のことながらデメリットもあるので、気をつけるべきコツがあります。


それはこちらで。
ichigo-it.hatenablog.com


そして、内向型の模範は、さかなクン! ぜひ、参考にしてほしいです。
ichigo-it.hatenablog.com


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1つに集中してフロー状態に入ろう!
堂々と深さを極めよ!
そしてスキルを磨こう

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