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内向的な人も自分のペースと優先事項を知れば楽になる!目標を作ろう

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内向型の人が楽に生きていくコツは、自分のペース・優先事項・限界を明確にすること! そこを踏まえたうえで目標を設定したほうがいい。なぜなら、外交型に圧倒され続け、自分を保てなくなるから。


内向型人間は、通常、自分のことをかなりよく知っている。それがわたしたちの強みだ。自分にとって意義あることとはなんなのかを考え、その障害となるものに着目することで、わたしたちは自分の真に求めるものだけにエネルギーを注ぐことができる。


「内向型を強みにする」
内向型を強みにする



内向型こそ、目標を明確にすべき理由

理由①:内向型は少数派だから、流されやすい

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内向的な人は、とても生きづらい思いをします。なぜなら、この世は外向型の世界だから。25%の少数派なのです。それは、左利きの人が苦労するのと似ている。マイナーな言語を話す人が、英語の優位性に嫉妬するのと似ている。


マイノリティはどうしても、劣等感や嫉妬を持ちやすい。その現実を、まずは直視することです。


だけど、右利きか左利きかは、単なる身体機能の違い。人間として劣っているわけではない。人種によって肌の色が違うのも、そう。男と女の違いも、そう。すべては身体機能の違いです。


実は、内向型・外向型の違いも、身体機能の違いだったのです。何もおかしくないし、どちらが優れているか、劣っているかの話でもない。だから、ムダに劣等感を抱かなくてもいいのです。


大事なことは、体の仕組みの違いに過ぎないってことを知ること。内向型と外向型では、とるべき対策が違うのです。
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エネルギー源の違いも理解しておかないと、内向型は、外向型のやり方に合わせて疲弊することがある。
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自分の特徴と強みをきちんと理解し、自分に合った対策と目標を考えよう!
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理由②:自分の人生をコントロールできるようになる

目標を書き出すのは、たいへんな作業に思えるかもしれない。恐怖が頭をもたげることもあるだろうーーもしも達成できない目標だったら? 適切な目標でなかったら? 何も思いつかなかったら? あなたは、現実逃避の道を選ぶかもしれない。課題を丸ごと葬り去り、望みがすべてかなうことをただやみくもに願おう、と。しかしその場合の結果は、だいたい決まっている。あなたは自分の人生をコントロールできなくなるのだ。


目標を書き出すって、とてつもない労作業。いろんな思いが込み上げる。「自分には無理だ」「もっとのんびりしたい」「人生に目標なんて、なくてもいいんじゃないか」 目標・目標と言われ続けて、うんざりしているかもしれない。


熱い思いを持ってる人はいい。だけど、そうじゃない人にとっては、とんでもない苦痛です。もっと好きに生きてもいいんじゃないか、と。


そうは言っても、好きに生きるためにも、やっぱり目標は必要。そうじゃなければ、いつまでたっても「この程度の自分」でしかありません。また、本当の自分にも気づけずに、ずっとグルグル思考を続けることになる。本当はできるはずなのに、「できない」と思い込んでるだけってこともたくさんある。


とにかく、やってみたいことを箇条書きに書き出すだけでもいい。まずは、自分が何をしたいと思っているのか、どんな生活をしていきたいのか、それを明確にするためにも自分の目標は考えてみよう。思いついたことをとりあえず書いてみることです。


特に、内向的な人にとっては、自分のペース優先事項限界点を正確に把握しないと、多数派の意見に負けてばかりで自分を保つことが難しくなります。いわば死活問題。まずは自分自身をきちんと把握すること!


自分の目標を考えるうえで、特に、次のようなことに注目してみると良いそうです。


  • 自分にとって大事なことは何か?
  • 自分が世の中に与えたいものは何か?
  • この生涯の間に、○○○がしたい!
  • どうすれば、それを実現できるか?
  • それを一緒にしたいと思う人は誰か?

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目標設定で考えるべき3つの要素

3つの要素①:ペースの設定

以前のわたしは、他の人たちに追いつこうとしていたが、もうそんな努力はやめているし、それでいいこともわかっている。  
人生におけるわたしの歩みはたしかにのろいかもしれない。それでもわたしは、かなりのことを成し遂げてきた。大事なのはペースを設定することだ。


人それぞれ、ペースが違う。歩く速度が違う。まずはそこを、きちんと自覚しなければなりません。そうでなければ、内向型は常に、外向型に文句を言われ続けます。


早くしろ!
ぐずぐずするな!
優柔不断すぎる!
こんなことも、できないの?


だけど、ペースの速い人は知らないんです。ゆっくり進む人もいるってことを。だから、自分のペースをきちんと伝える力を持たなければいけない。


少し時間をください。
私は時間がかかるんです。
スピードアップは無理なんです。


それさえ言えれば、理解してもらえることだってある。だから、きちんと自分のペースを把握し、堂々とそれを伝えよう。それだけでも随分、生き方が楽になります。


大事なことは、自分で自分のペースを把握し、自分を理解すること。自分のテンポを大事にしよう! 目標の実現も、他人が求めるペースではなく、自分のペースにしていい。


なかなか決断できなくっても、それが自分のペースなら、自分にとっては幸せなのです。
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3つの要素②:プライオリティ(優先事項)の設定

内向型の人のほとんどは、意義を重んじる。生活のさまざまな側面について考えてみよう。あなたにとって重要なこととはなんなのだろうか。意義とは、あなたに活力を与えるもの、朝、飛び起きたい気分にさせてくれるものだ。


自分にとっての優先事項がわかっていないと、常に他人の横やりに乱されることになります。優先順位が低ければ断っていい。本当に重要で優先すべきものから着手しよう。


優先事項の設定は、七つの習慣でも強調されていることです。それを設定しないと、本当に他人の人生を生きることになる。言われるがままに動くことになる。自分にとって大事なものなのか、そうでないものなのかは、自分で理解しておかないと振り回されてしまいます。


優先順位を決めたら、毎日、それを振り返ること。毎日が難しければ、週一回でもいいし月一回でもいい。LINEの元社長・森川さんも、そのことに徹していました。
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私も森川さんの本を読んでから、人生においての優先事項を考えてみましたが、意外と難しくて・・・。なぜなら、興味のあることが少なすぎるからです。優先というよりも、それしかないってことがある。一つに集中したら、その他のことができなくなるという性格もありまして。


だけど、それだと人生にバランスを欠いてしまうそう。バランスよく、あらゆる側面において優先事項を決めるのが大事だとのことです。


根気強く、考えてみましょう。その際、考えるべき項目とは、次のようなこと。お金・家族・仕事・健康・精神状態・知識や趣味。すべての項目について、優先事項と目標を設定するといいそうです。


「内向型を強みにする」のなかでは、それに加えて、人づきあいという項目も含まれてました。内向型にとっては、人づきあいは非常に重要な問題です。


なぜなら、刺激が多すぎると疲れきってしまうし、かといって、人づきあいの優先順位を極端に低くしてしまうと、視野が狭くなり、孤立する。とてもツラい結果になることもあり得ます。


だから、自分はどんなペースで、どれくらいの頻度で、どのように人づきあいをしていくかは、かなりの重要事項と言えます。多すぎず少なすぎず、カラにも閉じこもらず、自分にとっての「最適な」人づきあいを設定してみよう。


優先事項を決定するには、次のようなことを考えると良いそうです。

  • 目標のなかから優先事項を決定する
  • 達成するためのステップを書く
  • 今週、クリアできるものは何か?を考える(スモールステップを重視するという意味。何ごとも少しずつ...)
  • うまくいかなかったら、何が障害なのかを考える
  • どうすれば障害を克服できるかを考える
  • 優先事項を再検討する
  • うまくいったら、自分にご褒美を出す

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あなたにとって意義あることとはなんなのか、それを知る手っ取り早い方法は、自分の死について考えてみることだ。自分の死亡記事に入れたい主な事柄を書き出してみよう。自分の一生を、新聞記者になったつもりで思い描くのだ。特筆すべきことはなんだろう? いちばん誇れることは? 何より気にかかることは? あなたにとってもっとも意義深いのは、人生のどの瞬間だろうか?  この機会に、あなたがまだ習得していないこと、経験していないこと、成就していないことのリストをつくってみよう。

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3つの要素③:パラメーター(限界)の設定

あなたには、エネルギッシュな体もなければ、気の利いた受け答えの才もない。それでも平気だというふりをしていれば、あなたはひそかにいらだったり(自らを責めたり)、自分には深刻な欠陥があるのだと思いこんだりしかねない。また、自分が変わることを期待しつづける恐れもある。わたしたちは、人生の導き手として感情を与えられている。巨大なエネルギーの塊になれないのは、とても残念なことだ。その失望をすなおに感じれば、悲しみは去っていく。そして代わりに、たしかにあなたが持っている効率的なエネルギーへの感謝が生まれるだろう。


英語では、パラメーターと言うそうです。それは、「限定要素、制限範囲、限界」というような意味。つまりは、自分の限界を知れ!ってことですね。


ペース・優先事項と同時に、自分の限界についても理解をしておかなければなりません。それはしばしば、外向型の限界点よりも低い場合があります。外向型からしたら、「これくらいで限界だとは甘い!」と、いらだつかもしれません。


それでも、人によって限界点が違うのだということを理解し、必要ならば丁寧に伝えて、自分の限界点を大事にしておこう。さもなければ、一気に燃え尽きてしまう危険性もあります。


自分の限界に挑戦しようって言われることとの見極めが難しいところでもありますが、明らかに自分が壊れてしまう境界を定めておくことは、自分の人生を守るうえでも大切なこと。


あまりに悩む場合は、お酒に例えてみましょう。自分の限界を知っていれば、「1杯でやめとかなきゃ」「これ以上はマズい」と自分で判断できます。他人のペースに合わせてはいけません。「申し訳ありません」と謝って辞退したほうがいい。


また、お酒で限界を超える意義も感じませんよね。だからこそ、優先事項を決めておくのです。優先すべき重要なことだと判断したなら、限界に挑戦するのもいい。ムダなことに挑戦をするほどのエネルギーは節約したほうが身のためです。


それがわかれば、やりたくないことに「ノー」と言うことも、やりたいことに「イエス」と言うことも、上手になっていきます。「ノー」と言えないのは、自分の限界と優先事項がわかっていないせい。


やはり、自分を知ることが一番大事なことなのです。


「誰も見てくれない」って寂しくなるのも、きっと、本当の自分が確立できてないからです。
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内向型の模範は、さかなクン! ぜひ、参考にしてほしいです。
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自分のペースと優先事項と限界を明確にすれば、驚くほど生きやすくなり、自分をますます好きになれる!


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