ichigo's blog

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内向型の自分を好きになりたいなら、自分のやり方を信じよう!

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自分のやり方を信じたほうが、うまくいく! あれこれと、いろんな情報で頭を混乱させないように!


内向型の特徴は1つに集中すること。同時に複数のことをこなすのは、外向型のほうが得意。
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ただし、集中が得意といっても、いろんなものに振り回され、混乱してしまうことがある。得意の集中力を見失ってしまうのです。それはきっと、周囲に流されたり、他人の意見を必要以上に気にしすぎてしまうからなのでしょう。


もっと、自分のやり方を信じよう!


いつも自分らしくしていよう。ゆっくりしたペースで着実に物事を進めたいのなら、周囲に流されて競争しなければと焦らないように心がけよう。


「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」
内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える (講談社+α文庫)



自分は才能にあふれている!

外向型はいくつも処理できる。内向型は1つずつ処理したい。

時間や社会的なプレッシャーや、複数の処理を同時にこなす必要があると、外向型のほうが結果がいい。

内向型は熟考することに認知能力を使い切ってしまうのだ


ハーバードの大学院で、こんな実験をしたそうです。


外向型と内向型に、電話で話をしてもらい、その後、相手の気持ちをどれだけ読み取れたかをテストするというもの。


さて、相手の気持ちを正確に把握できたのは、外向型だったか?内向型だったか?



その結果は・・・



やはり外向型!



外向型のほうが、会話のうえで相手の気持ちを読み取れる。やっぱり、社交的な場が得意だということですね。



そこで、もう一つ、実験を加えました。電話で話をした後、その会話の録音テープを一度聞いてから、テストするというもの。


そうすると、相手の気持ちを読み取るレベルはどうなるか?



その結果は・・・



外向型も内向型も差はない!



それが何を意味しているかというと、内向型が能力を発揮するには、1つの行為に集中する必要がある!ということです。


「会話をする」という行為は、同時に複数の処理をすることになります。相手の話を理解する、相手の表情を読み取る、相手の質問に答える、自分の意見を伝える。


それに比べ、「テープを聞く」という行為は、「聞くこと」の1つに集中できる。


1つに集中したいというのは、そういう意味です。一つ一つ、じっくり考える時間があれば、内向型も、外向型と同じレベルになるわけです。


要するに、「集中が得意」というより、もっと正確に言えば、「複数の処理が苦手」ということですね。


内向型が不器用だと言われるゆえんです。


社交の場が苦手なのは、人間が嫌いとか、派手なことが嫌いということではなく、1つに集中できない環境だからなのです。


ディナーパーティで静かになってしまうからといって、意思薄弱やエネルギー不足なのではない。たんに自分の機能に適したことをしているだけなのだ。


自分の機能に適したこと。


例えば、鳥は空を飛び、動物は地上を走る。そのような機能の違いだけであって、善か悪か・正か誤かの問題ではない。自分の機能をよく理解しようということです。


それがわかると、普段の自分の感情の流れにも、理解が深まります。


例えば、その場では反論できずに、あとから考えると腹が立ってくる・・・。そんなことが、よくあります。逆に、あとから考えると嬉しかったとか、楽しかったとか。いつもその場では判断ができない。


その場で反応できない自分にストレスを感じてしまうこともたくさんありますが、それも、機能の違いで仕方ないのかもしれません。


テープを聞いたら判断できたという実験結果と同じです。その場では情報がありすぎるのです。


例えば、面と向かって話すよりも、電話のほうが話に集中しますよね。相手の表情を読み取るという作業が減るからです。


メールも同じ。伝えることだけに集中できるから、頭の整理がしやすい。


なるべく情報を減らしたほうが、整理がしやすく、判断もつきやすいということです。


内向型は特に、情報が多すぎると処理ができないことを覚えておいたほうが身のため。


別に無理して、スピードを気にする必要もないですよ。


「考える時間をください」と、ハッキリ言おう!


外向型は楽しい話題。内向型は有益な話題。

楽しい話題を選んだ外向型と話した内向型は、会話がしやすかったと報告し、外向型との会話を「新鮮な空気を吸っている」ようだと表現した。逆に、外向型は内向型との会話はリラックスできるし、自分が抱えている問題を話しやすいと感じた。実際以上に元気にふるまわなければというプレッシャーを感じなかったのだ。


別の実験があります。外向型と内向型を集め、いろいろとペアを組み替えて、会話をさせるというもの。


その結果は、外向型も内向型も同じくらい、おしゃべりをしたというのです。おしゃべりの「量」には違いがない。違うのは、その内容。


外向型同士では、幅広くて軽い話題を選ぶ。内向型同士では、1つか2つの真剣な話題を選ぶ。そのような違いがあるそうです。


そして、外向型と内向型がペアになると、内向型は、外向型の軽くて楽しい話題を新鮮に感じ、外向型は、内向型が自分の悩みを聞いてくれる感じがしてリラックスできた、と。


軽い話題は新鮮で楽しく、マジメな話題は有益でリラックスできる


要するに、人は皆、自分の能力を過小評価しすぎ! 自分のやり方は、自分が思ってる以上に、誰かに良い影響を与えているのです。


もっと、自分の持ってるものに自信をもって、それをきちんと発揮したほうがいい。一番良くないのは、「どうせ自分は・・・」と思うこと。それでは力を小さくしてしまうし、結局は誰の役にも立たない。


自分が思い込んでいるだけで、実は、お互いに良い影響を与え合っているし、学び合っているんですね。


私は、自分の話がマジメすぎて、つまらないと思ってました。実際にそう言われ続けてきましたし。でも、有益になることもあるのかもしれません。


そして、外交型からは、新鮮で楽しいことを学べる。あの軽快さは、ウンザリして遠ざけるものではなく、学ぶべきものです。


結局は、自分のやり方をしたほうが、自分も楽しいし、相手にも良い。違うやり方には、「新鮮だなぁ」と思ってればいい。


周りを見るより、自分の力を見ていこう!


自分のやり方を抑えるとデメリットしかない

「もともと慎重な人間ほど、より攻撃的になる」
「攻撃的な連中がみんな成功しているのに、自分はそうじゃない。だから、もっと攻撃的にならなくてはと考えてしまうのです」(投資会社の社長)


自分の気持ちを抑圧することのデメリットは、それがいつしか、怒りとなってしまうことです。


もしくは、無力感に襲われるか。


蓄積された負のエネルギーは、自分で想像もできないほど大きいものなのです。


よくビックリすること、ありますよね。え?あの人が?って思うような人が犯罪者になったり。すごく気の弱い人こそ、怒り出すと怖かったり。マジメな人が、突然、変な道に行ってしまったり。


不思議なことではありません。心の中に、エネルギーをため込みすぎちゃったのです。


マジメがダメだという意味ではなくて。ダメなんだと思い込みすぎて、自分を抑圧し続けてしまうことが良くないのです。


犯罪までじゃなくても、常に不機嫌なおじいちゃんとか。わがままで手のかかるおばあちゃんとか。一概には言えませんが、ため込みすぎた結果かもしれません。


年をとるほどに、外にあふれ出てきます。そして、その頃にはもう、理由がわからなくなってる。


結局は、抑え込むと、周囲に迷惑をかけることになります。


だから、良くも悪くも、自分に自信をもって堂々としていたほうが、いい。
自分のメンタルも健康に保てるし、誰かの役に立つことも、あるかもしれないのです。


自分の能力が素晴らしいものだと思ってみよう。そして、他人のやり方に流されずに、自分のやり方を貫いてみたほうが、案外、うまくいったりするんです。


ちなみに、怒りというのは、表に出しても解消しないのだそうです。むしろ、出せば出すほど増幅していくもの。だから、怒りをため込みすぎちゃうと、どうしていいか、自分も他人も、わからなくなってしまいます。


怒りは、何かを抑圧しているサイン

数多くの研究から、表に出しても怒りは静まらないと立証されている。それどころか、 火に油をそそぐ ようなものだ。  
怒らないでいれば、それが自分にとって一番いい。驚いたことに、神経科学の研究から、ボトックス注射をして怒った表情をつくれなくしてしまうと、実際に怒りにくくなることがわかっている。怒った顔になることが、扁桃体を刺激して否定的な感情を起こさせるからだ。


感情は、表に出すことで癒されるという「カタルシス効果」というものがありますが、この本の著者は、それを否定しています。鬱憤(うっぷん)というのは晴らすことはできないそうです。


だから、怒らないというのが一番いい。しかもそれは、表情だけでもコントロールできると。


たいていは、出したほうがいい!と言っている人のほうが多いし、自分もそう思っていたので、ちょっと驚きの説でしたが。


でも確かに、怒っても怒っても何も解決しないっていうのは、実感します。誰も聞いてくれないと、ますます怒りがわくし、聞いてくれたところで、そういう意味じゃないんだ!と、また怒りがわく。


怒りは、静まるまで待つしかないようです。


ただ、一番いいのは、自分の感情を抑圧しないことです。怒りとは、つまり、自分が否定されたことに怒っているのです。


だから、自信をもって堂々といけば、怒ることも少なくなるのではないでしょうか。


そして、相手が怒っている場合は、自分への攻撃ではなく、実は本人が傷ついていること、きちんと話せば相手の気持ちも静まっていくことを理解しておくと、いいかもしれません。


怒りは、自分を大切にしてくれ!という叫びですよね。自分を(あるいは相手を)大切にしてあげれば静まるんです。


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ともかく、自分のやり方を大事にしたほうが、何かとうまくいくということです。


自分を好きになるっていうのは、自分のやり方を好きになることですね!


自分のやり方だからこそ、自分の心も安定するし、誰かの役に立つこともできるのです。


内向型の模範は、さかなクン! ぜひ、参考にしてほしいです。
ichigo-it.hatenablog.com



内向型にとっての秘訣は、世の中の一般的なやり方に流されずに、自分の流儀を貫くことだ。


もっと自分のやり方を信じよう!!
流されないで!

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