「もう遅い」そんな気持ちは手放そう~やりたいことは、いつでもできる
60歳に始めたとしても
90歳まで30年間できる。
人生に
遅すぎることはない。
やりたいことは
今すぐやろう。
10年後にはきっと、せめて10年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう。今やり直せよ、未来を。10年後か、20年後か、50年後から戻ってきたんだよ、今。
年齢は、ついつい気になってしまうところですね。
だけど年齢にとらわれる生き方はつまらないです。
そこから抜け出したいですよね。
今回は、「ぼくたちは習慣で、できている」から、
ちょっと胸に突き刺さった話を紹介します。
前回の記事はこちら。
意志の弱さに悩む必要はない~天才とは、習慣を身につけた人 - ichigo's blog
習慣について書かれた本ですが、
結局は、何を習慣としたいか? 何がやりたいか?
そして、それを本当にやろうとしているのか?
そこが大事になるわけです。
やりたいと思ったときにやる
年齢は関係ない
こんな話を聞いたことがある。90歳のおばあちゃんが人生で後悔していることを聞かれた。その答えは「60歳の頃にバイオリンを始めたいと思ったのに、もう遅いと思ってやめたこと」だったという。そこで始めていれば30年演奏できたかもしれない、だからそれを後悔していると。
90歳のおばあちゃんの話、身につまされます。
ついつい、もう遅い・・・と思ってしまいますが、
そんな考えは無意味だということが、
事実として胸に迫ってきます。
「もう遅い」「もう年だ」、
そんなフレーズは禁句ですよ。
もう遅いと言うなら、
いつなら早かったんでしょうか。
早い遅いなんて、誰にも決められないんです。
人生100年時代、時間はまだまだあります。
希望をもって始めれば、
元気に長生きもできそうです。
まだまだ何でもできるのではないでしょうか?
60歳から始めても、30年はできるんです。
今から始めたら、どれくらいできるんでしょう。
だから、もっと貪欲に、
自分のやりたいことを突き詰めてみても
いいのではないかな?と思います。
「もう遅い」とは、自分の言葉ではなく、
誰かに言われた言葉ではないですか?
「いつか」って、いつ?
「いつかやろう」「落ち着いたらやろう」と思ってしまう。ぼくが38年間生きていて「あれ?今落ち着いてる?来たよ、これあのとき思ってた、いつかじゃない⁉」などと思ったことがない。きっとそんな時は来ない。
始めたばかりの人がする簡単そうなこと、
玄人がやっている難易度の高そうなこと、
どちらも満足感は同じだそうです。
「まだダメだ」と言いますが、
どうしてダメだと思うのでしょう?
始めるのにいちばん早いのは今ですね。
やってみたいことがあるなら、
今、やってみませんか。
「落ち着いたらやろう」って、よく言いがちですが、
「きたきた!今が落ち着いたときだ!」と思うことって・・・
ないですよね(笑)
ここを読んで笑ってしまいました。
思い立ったらすぐやったほうがいいです。
それを心がけるだけでも、人生が楽しくなりそうです。
あなたのやりたいことは、人のためになる
自分が元気になることは、最大の貢献
世界が何を必要としているかを問う前に、自分が元気になることをすることだ。なぜならば、世界が必要としているものは、元気な人々であるのだから。(ハロルド・ウィットマン)
不満そうな顔をしてやってる立派なことより、
楽しそうな顔をしてやってる些細なことのほうが、
よっぽど人のためになります。
人は、不満いっぱいな人より、
元気いっぱいな人のほうが好きなんです。
「何をやるか」よりも、
それをやってる自分は生き生きしてるのか?
そこを問うほうが大事です。
元気でいるだけで、周りの役に立つんですよ。
どんなにいいことをしていても、
不機嫌であるなら、結局は迷惑なんです。
逆に考えれば、わかりますよね。
わざわざ不機嫌な人のそばにいたいと思いません。
だから、自分が元気になることをすればいいんです。
そんな簡単なことなのですが、
なかなか心と考えが一致しないものです。
だけど忘れないでください。
あなたが幸せであることが、
周りを幸せにすることなんです。
人の役に立つ唯一のコツとは、それだけです。
立派なことをする必要はありません。
自分が幸せになることをしましょう。
自分がごきげんなら、人を応援できる
今日やるべきことをやった、という実感があると、どうやらぼくはごきげんになれるようなのだ。うまくいっていてごきげんだと、他人のがんばりも応援できる。
自分で、自分の生き方に満足できるかどうか、
気分よく過ごすには、そこが大事ですよね。
自分が気分が良ければ、
周りの人を応援する気持ちにもなれます。
「やりたいことをやる」とは、そういう意味です。
決して、自分だけの幸福を追求することではありません。
結果的に、周りの人も応援したくなるし、
応援されるようにもなるんですよ。
前作の本を書いて、身に沁みてわかった。大成功した。でもまた次の目標が出てきて、次もうまくやりたいとどうしても思う。この次も同じことで、自分の満足感を積み重ねていくしかないのだろう。そしてぼくはもう幸せが何なのかなどと、あまり考えなくなった。
一つのことを達成したら、
また新たな目標に向かう。
それの繰り返しでしかないですよね。
10年前の自分を思うと、
もっとこうしておけばよかったと思います。
それは、10年後の自分も同じはずです。
10年後の自分から見たら、
今は、10年前の自分なんです。
10年後の自分が、今の自分を見ていると考えて、
自分で自分にアドバイスしましょう。
90歳のおばあちゃんの話がとても印象的だったので、
年齢の制限をなくすことについて、
真剣に考えてみたくなりました。
~まとめ~
60歳で始めても、
90歳まで30年間はできる
「もう遅い」なんて、誰が決めた?
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2018/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る