ichigo's blog

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幸せの秘訣は、共感すること~カタルシスを体感しよう

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法



セロトニンの幸福感は「安らぎ」や「くつろぎ」といった感情を基盤にした穏やかなものです。私たちが幸せを感じ、癒されるためには、セロトニンをしっかり活動させることが不可欠です。


ヤル気を出すには
ドーパミンを出すことが
コツでした。
ichigo-it.hatenablog.com



ですが、ドーパミン
一瞬の快感です。


ドーパミンを重視しすぎると
依存症や中毒の危険が
ともなってしまいます。


リラックスしているときの
おだやかな幸福感。
安らぎ、くつろぎ。
それを実現してくれるのは
セロトニンだそうです。


幸せの秘訣は、
ドーパミンと、
セロトニンのバランス。


今回は、
「脳を最適化すれば
能力は2倍になる」より、
セロトニン活用法を
取り上げてみます。



共感する

カタルシスって知ってますか?

アリストテレスは、著書『詩学』の中で、悲劇を見ることで「心の中に溜まっていた澱のような感情が解放され、気持ちが浄化される」効果があることを指摘しています。それを「カタルシス」と呼びました。


カタルシス
よく聞く言葉ですが
その意味を
知っていましたか?


情緒的な言葉だな。
そういう印象があっただけで、
ちゃんとした意味を
考えたことがありませんでした。


実はこれは、ギリシア語で、
アリストテレスの言葉だそうです。


意味は、
悲劇を見ることで
抑圧されていた感情を
呼び起こし、
浄化すること。


つまり、人の話を聞いて
共感することで
自分の感情が癒される


そういうことです。


共感できるということは、
自分の心の中にも
同じ感情があるということです。


普段は抑圧しているし、
すっかり忘れているけれど
何かの拍子に出てくるものです。


抑圧している感情は、
無意識のうちに
自分の人生を
コントロールしていて、
苦しみの原因にもなります。


だから、しっかりと自覚し、
一気に出してしまったほうが
気持ちが解放されるんですね。


悲劇が好まれる理由も
そこにあったのです。


登場人物を借りて、
その感情に浸っていることが
快感なわけです。


本当は、
外に出たがっている感情が
くすぶっているんですよ。


自分の感情だと思うと
無意識が
抵抗するのでしょうかね。


他人の話を借りると、
出やすくなります。


感情移入をすることで、
自分の感情を浄化してしまおう

そういう作用が働きます。


なかなか気持ちを出せない人は、
映画やドラマ、小説などで
登場人物に感情移入すると
いいですね。


特に、2時間で終わる映画は、
脳にとっては
ちょうどいい時間で、
オススメだとのことです。


モヤモヤするときは、
映画館に行って
感情を出してみるのが
効果的かもしれませんよ。


物語に没頭すると、
なぜかスッキリしますよね。


それがセロトニンの力です。


共感脳を鍛える

共感脳を鍛えることが、セロトニン神経を鍛えることにもつながるのです。その結果、人の気持ちを察する能力が養われ、コミュニケーションも円滑になる。やがては本当の「癒し」が実現するでしょう。
あなたも共感力を磨いてください。


共感を生み出す脳の役割を
「共感脳」と呼ぶそうです。


共感脳は、
癒しの神経物質である
セロトニンと、
深い関わりがあります。


つまり、共感できる人は、
セロトニンが分泌され、
リラックスしたり、
癒されたりすることが
得意になるということです。


本当の癒しに必要なのは
自分自身の共感の力。


これは、驚きの事実でした。
今までは逆の発想を
していたからです。


人に共感してもらえたときに
癒されると思ってました。


もちろん、共感されることも
大きな力になりますが、
それだけだと、
自分の力では自分を癒せない。


受け身の人生しか
生きられないことになります。


共感されることを
待つのではなく、
自分が共感力をつける。


人に共感できた分だけ、
自分の心が癒されるのです。


今までずっと、
癒しを求めていましたが、
その方法が間違っていたことに
初めて気づきました。


共感すること。


それは、
ストレスがたまってると
難しくなります。


自分のことしか
見えなくなるからです。


そんなときは、
映画を見て
共感脳を鍛えてみましょう。


脳は筋肉と同じなので、
鍛えることが可能なのです。


自分を変える。
そう思うとプレッシャーですが、
鍛えると考えれば、
やることは簡単です。
運動や音楽の練習と同じなのです。


毎日、続けること。
毎日が難しければ、
週一回とか、月一回とか、
目標を決めて
取り組んでみましょう。


映画、ドラマ、演劇、音楽など、
ツールは自分の好きなもの、
感情移入しやすいものを
選ぶといいそうですよ。


オススメは、映画鑑賞

映画を見て「私なら、そんな行動はしない」「私なら、登場人物とは違う行動をする」と感想を口にする人がいますが、これは共感とは無縁の見方です。映画をつまらなくする上に、共感力を磨く効果が得られません。


ツールは、
自分の好きなものが
いいとは思いますが、
この本では特に、
映画を勧めています。


映画をただ見るのではなく、
脳を鍛えるための
レーニングだと意識して、
目標をもって見るのです。


それは、
批判しながら見るのではなく、
「主人公の気持ちに寄り添う」と、
最初に決めること。


見ていたら感動した。
ではなく、
望む結果を先に決めるほうが
いいそうです。


実は私は、映画を見て
泣いたことがありません。


感情移入なんて、
まったくもって、できないんです。


映画やドラマを見ていると、
どうせ作り物だし・・・とか、
あり得ない・・・とか、
そんなことばかり考えてしまって
冷めてしまうんですよ。


共感力が非常に低いのです。


いちど傷つくと、
なかなか立ち直れない理由は、
それかもしれないなと
この本を読んで思いました。


レーニングだと考えて、
感情移入する方法を
学んでみようかと思います。


カタルシスという言葉を
アリストテレスが言った。
それを知っただけで
急に哲学的な気分に
なってきました。


映画で共感脳を鍛える
なかなか
いいかもしれないですね。



共感脳を鍛えたら、どんな効果があるか?

他人を、理解できるようになる

人に共感できるようになれば、今まで以上に人の気持ちを理解できるようになります。  
人の気持ちを理解できる人は、人からも理解され、ポジティブな評価を受けやすい。それは、当然、あなたの仕事、ビジネスにおいても圧倒的に有利なことです。


当然のことですが、
共感とは、
人の気持ちがわかること


そういうことですよね。


人の気持ちがわからない。
そういう自覚のある人は、
共感脳を鍛えましょう。


鍛えなければなりません。


なぜなら、
仕事においても家庭においても、
人の気持ちを理解できる人が
幸せになっていくからです。


私の父親は、亡くなる前、
「人の気持ちがわからなかった」
そう言い残しました。


どういう気持ちで言ったのか、
後悔なのか、
感謝だったのか、
遺言だったのか、
それを知るよしはありませんが、
とても深い言葉だったと思ってます。


人の気持ちがわからなかった。
死ぬ間際になると
必ず思い起こします!


あんなに自由奔放に生きてた父が、
そうだったのです。
だから、絶対です。


人の気持ちを理解することが、
人生の最大事なのです。


だから、
自覚のある人は、
鍛えましょうね。
結局は自分のためですよ。


セロトニンが分泌されないと、ウツになる

ストレス状態とは、闘うか逃げるかの緊急事態ですから、のんびりと「癒しモード」ではいられません。癒しの物質であるセロトニンが、抑制されるのです。  
長期にストレスにさらされると、セロトニン活性が低い状態のまま固定化してしまいます。これが「うつ病」の状態です。


ストレスを感じたとき、
闘争・逃走ホルモンというのが
分泌されます。


ストレスとは、
闘うか逃げるかの
緊張状態なのです。


そこから解放されて
心を癒すためには
セロトニンが不可欠です。


うつ病とは、
セロトニンの不足状態
だそうですよ。


だから、セロトニン
活性化させることは、
豊かに生きるための
秘訣だったのです。


ドーパミンは、
ドキドキワクワクを
引き起こしてくれますが、
常にドキドキ状態というのは、
体には悪いんです。


エネルギーを使うので、
体力を消耗します。


依存症や中毒の原因にも
なります。


常にドキドキを追い求めると
痛い目にあう、
きっと経験ありますよね。


本当のリラックス状態は、
セロトニンの技です。


だから、のんびりすること、
穏やかに過ごす時間、
そこを大事にしないと、
疲弊状態になってしまいます。


セロトニン分泌には、
共感力を鍛えることです。


また、しっかり休むことも
大事なんです。


朝日をしっかり浴びること、
夜はゆっくり休むこと、
それがセロトニンの分泌には
必要だそうです。


深夜まで仕事する、
朝は遅くまで寝ている、
そのような生活では
リラックスができずに、
うつ病を引き起こします。


仕事ばっかりしてないで、
しっかりと休みましょうね。


そして、共感脳を鍛えましょう!



~まとめ~

共感脳を鍛えよう!
それによって自分が癒される




脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法

脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法