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シロクマのことは考えないで!~考えないこと、できますか?

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

ある日、幼いトルストイは、シロクマのことを考えなくなるまで部屋の隅に座っていろ、と兄に命じられました。その後しばらくして兄が戻ってみると、なんとトルストイはまだ部屋の隅にじっとしていました──シロクマのことがどうしても頭から離れなくて、呆然としていたのです。


シロクマのことを
考えない


できますか?


この話では、
「自分を許す」ことが
ポイントになります。


スタンフォード
自分を変える教室」から、


自分を許すことについて。


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シロクマのことを絶対に考えないでください

頭の中から、シロクマの姿を追い払えますか?

今から1分間、
シロクマのことを
考えないようにしてください。


    ・
    ・
    ・


さて、
考えないようにすること、
できましたか?


どんどん、シロクマが、
頭に浮かんできませんか。


私たちは、ある考えを、
意識的に頭から追い払うことは、
不可能なのです。


だから、悩んでる人が
考えないように努力すると、
かえって、
悩みが深まっていきます。


「考えないようにする」って、
実はすごく
高レベルなことです。


本物の偉人にしか
できないことかもしれません。


あなたは、
そこにわざわざ
チャレンジしたいですか?


考えちゃダメと思うと、考えたくなる

「やっちゃダメ」と言われたら「やりたくなる」
「やりなさい」と言われたら「やりたくなくなる」


子どもの頃からずっと、
これの繰り返しではないですか?


私たちは、
どうしてなのかわからないけど、
言われたことの反対を
やりたくなります。


だから、
強制的に直そうとしても、
大概が失敗に終わります。


「ダメだ」と抑圧するのは逆効果

「考えちゃダメ」と思うと、どんどん考えたくなる
「見ちゃダメ」と思うと、どんどん見たくなる
「吸っちゃダメ」と思うと、どんどん吸いたくなる
「ネガティブはダメ」と思うと、どんどんネガティブになる


シロクマを
頭から追い払うことは、
無理なんです。


どうでしょうか?



ずっと考えていることを、真実だと思い込む

私たちは自分の考えることには重要な意味があると信じています。


ある考えが
頭から離れなくなると、


「真実だから
頭から離れないんだ」


そう考えるように
なるそうです。


暗示のようなものですね。


とても怖いことです。
人は、事実そのもの、
真実そのものよりも、


「頭から離れないかどうか」で
判断しているのです。


では、、


「自分はバカだ」と考えたら・・・
「自分は何もできない」と考えたら・・・
「自分はいないほうがいい」と考えたら・・・


どういう現実が
起きると思いますか?


それを真実だと
認めているのは
自分自身なのです。


だとしたら、
真実にしたいことを
考えれば良いわけです。


「自分に都合よく!」
それでいいのです。


どのような真実を望みたいか、
考えてみましょう。



考えてもいい、悩んでもいい

悩み事を解決する方法は、これしかない!

考えてもいい
悩んでもいい


許可してあげてください。
悩んでる自分を
許してください。


「悩んでもいい」と
言ってあげるのです。


そのうち、
悩みたくなくなりますよ。


「考えちゃダメ」
と言われたら、
考えたくなるんです。


だから、考える自分を
認めてあげましょう。


「考えていいんだ」と思えれば、
考えたくなくなるんです。


これは、効果テキメンです。


思考や感情をコントロールしようとするのは、多くの人の期待に反して逆効果をもたらします。


なぜかというと、私たちは、
認められたいんです


感情も、認められたいんです。
認められたら満足します。
もう暴れなくなります。


「それでいいよ」と、
自分に声かけてみましょう。


ロダンの「考える人」を
思い浮かべてみるのは
どうでしょう。


どうせ考えるなら、
かっこよく考えるのです!



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あきらめよう、どうせ自分は変われない

頭に浮かんでくる考えをムリに抑えつけたりせず、感じるがままに感じようと腹をくくることは──ただし、頭に浮かぶことが真実とは限らず、感じたとおりに行動する必要はないと理解したうえで──不安や憂うつ、異常な食欲、依存症などに対処するのにも効果的な方法です。


もういっそのこと、
あきらめましょう。


考えや感情なんて
コントロールできないんです。


あきらめてしまえば、
考えや感情にも
振り回されなくなります。


研究でも、次のことが
わかっているそうです。


ネガティブ思考を抑えつけると、憂うつになる
思考を抑圧すると、PTSDなどの不安障害が悪化する
話してもよいと許可されたとたん、意識にのぼらなくなる


だから、
頭に浮かぶ考えを、
ムリヤリ抑えつけるのではなく、
感じるがままに、
批判も否定もしない。


抑圧することは、
どんな場合にも
良いことではありません。


どうしても感情を
出すことができなければ、
カウンセリングや
医者にかかるのも手段の一つです。


とにかく、
自分の中にある思いは、
抑圧せず、
どんどん出していくんです。


それだけで気分は
回復するはずです。


変わることをあきらめたとき、
何かが変わり始めます。
心が解放されたとき、
本当の幸せを感じるのです。


ただ、
一つだけ注意することは、


感じたとおりに
行動するのではない


ということです。


ここで言っているのは、
ただ感じるだけです。


行動するかどうかは
別問題ですね。


感情には受け身で、行動は主体的に

気を紛らそうとしたり、衝動が消えることを祈ったりせず、自分の心のなかの衝動をじっと見つめます。


次のステップを
大事にしてみましょう。


①誘惑や欲求を感じていることに気づく
②気を紛らそうとしたり否定したりせず、素直に受け入れる
③落ち着いて考え、どう行動するかを選択する
④大事な目標を思い起こす

ゆっくりと考えて、
一歩ずつ進んでみましょう。



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強い衝動は大きな波

強い衝動を感じたときには、頭のなかで大きな波を思い浮かべます。波はうねってものすごい高さになりますが、やがて砕け散って消えてしまいます。


強い衝動は、
じっとしていれば
すぐに消えるそうです。


波と同じです。
台風でもいいかもしれません。


一時的に大きくなって、
すぐに過ぎ去ります。


感情とは、
そういうものなのです。


台風一過になれば、
穏やかさを取り戻すんです。


だから、必要以上に
心配しなくても大丈夫です。


じっと見守り、
過ぎ去るのを待ってみましょう。


行動に移すのは、
それからでもいいんですよ。


感情の起伏が生じたときは、
あまりあわてず、
ゆっくり考えてみるのがいいです。


波にも台風にも、
抵抗はしなくていいんです。


嵐の夜に、わざわざ、
外に出ていったりしないですよね。


大きな波に、わざわざ、
立ち向かっていく必要もないです。


闘おうとしなくてもいいのです。


逃げるのです。
隠れるのです。
そして、
過ぎ去るまで
じっとしているのです。


すぐに動くと、
間違った息抜きに走りがちなので、
失敗しやすくなります。


「待つ」といっても、
何もしないわけじゃありません。
晴れたら何をしようかと、
準備をしていればいいのです。


自己コントロールとは、そのような自分自身のさまざまな一面を理解できるようになることであり、まったくちがう人間に生まれ変わることではありません。自己コントロールの探求においては、私たちが自分に向かってふりかざすおきまりの武器──罪悪感、ストレス、恥の意識──は何の役にも立ちません。


**


ここまで、
自分を許すことについて、
見つめてきました。


次回は、
決心しても変われない理由です。
ichigo-it.hatenablog.com



~まとめ~

あきらめよう、どうせ自分は考える


考えてもいい
もう、許してあげよう




スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

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