ichigo's blog

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ストレスフリーを目指すと、後悔の人生になる可能性がある!

スタンフォードのストレスを力に変える教科書



世論調査でもっとも幸福な人たちは、ストレスのない人たちではありませんでした。
もっとも幸福な人たちは、大きなストレスを感じていながらも、精神的に落ち込んでいない人たちだったのです。


ストレスは忌み嫌うもの?
だから、
必死でストレスを発散する。


ところが。


研究によると、
ストレスが多いほうが
幸せなことが判明!


一体、どういうことでしょうか?


ストレスについての今までの考えは間違っていたのです。



「ストレスは悪」と考えると、ウツになる

ストレスを避けると、幸福感が消える

「ストレスはできるだけ避ける」と答えた人たちは、その後の10年間でうつ病になった確率が高いことがわかりました。


なんと!




ストレスを避けると
ウツになる!




それは、なぜか。




ストレスを避けるとは、
問題や悩みを避けること




要は、
逃げているからですね。


問題に向かっているとき。


とても苦しく、
ツラい思いをしますが、


後から振り返ると、
一番充実していた。


そんなことがあります。


また、
乗り越えたときの喜びは、
ひとしおのもの。


問題を避けていたら、
そのような充実感や喜びを、
まったく味わえない。


リスクをおかさず、
当たり障りなく生きていく。
無難で、平たんな道。


その時はよくても、
だんだんと、
何のために生きているのか?
わからなくなります。


最悪の場合、
何もヤル気が起きない状態に。


ストレスは悪だと考えると、


ストレスを消したり
ストレスを避けたり


そこに
エネルギーを使ってしまいます。


だけど、
それはかえって危険。


立ち向かおうとか、
チャレンジしようという、
ヤル気が、そがれていきます。


そこまで大きくなくても、
無意識のうちに、
なんとなく、
ストレスを避けてしまうこと。


ありませんか?


ちょっとしたところから
だんだん大きくなっていくので
要注意です。


ストレスを感じる自分は、ダメな自分?

生活のストレスはできるだけ少ないほうがいいと考えていると、ストレスをたくさん感じるのは自分がダメだからにちがいない、と思うようになります。自分がもっと強かったら、もっと頭がよかったら、もっとまともだったら、こんなにストレスを感じなくてすむのに、と思ってしまうのです。


ストレスは悪だとすると
その行く末は・・・




ストレスを感じている
自分が悪い




どんどん、
自分が嫌いになっていく。


恐ろしいです。


周りを見渡すと、
皆は楽しそうで幸せに見えるのに、
自分だけストレスがいっぱい・・・


そんな自分を
これでもかってくらい、
責めてしまう。


だから、
ストレスを悪だと考えるのは、
自分のためではない。


ということです。


ストレスがあっても、やると決める

恐怖やストレスや不安を感じなくなったら、やりたいことができるはずだという考え方はまちがいです。
ストレスのせいでやりたいことを諦めたり、自分はダメだと思い込んだりする必要などないのです。


恐怖心や不安が、
なくなることはあり得ません。


怖くても不安でも、
自分は前に進めると
信じることです。


その感情がなくなれば
進めると言ってては、
いつまでたっても何もできない。


ストレスとは、
自分の行動を
止めるためのものじゃない。


そのためにも、
ストレスが悪だという考えを
変えねばならないのです。



ストレスがあるほうが、幸せ

ストレスのない自分は、どんな自分?

ストレスのない生活は必ずしも幸せとは言えない


ストレスのない自分の姿を
思い描いてみましょう。


それは、どんな自分ですか?


自信にあふれていて、
人間関係に恵まれていて、
お金もあって、
楽しいことがたくさんある。


もしくは、
悩みや問題がない。
頭を悩ますトラブルがない。


今ある自分のストレスを
思い浮かべてみて、


それが、
すべてなくなってる状態を
仮定してみてましょう。


さて、その状況は、
本当にあなたの望む状況でしょうか?
そして、幸せでしょうか?


ストレスが多い=生きがいがある

自分の役割にしっかりと取り組み、目標に向かって努力すれば、目的意識を持って生きていけるいっぽうで、ストレスも避けられないからです。


幸せな自分とは、
どんな自分?


幸せな状況や環境も、
人によって違いますが、
きっと
共通してることはあるはず。


それは、
自分が幸せになるために、
そして周囲を幸せにするために、
自分の能力を発揮するために、


いろいろ努力していたり、
挑戦していたり、
といったようなこと。


そこには、必ず、
ストレスはつきものですね。
頑張っているからです。


それに、
何かストレスがあった時に、
崩れてしまうような幸せなら、
とても、もろい幸せ


生きがいを感じる状況には、
悩みもあるし、
トラブルもあるし、
困難なこともあるのです。


幸せな自分はきっと、


ストレスを全て受け止めながら、
かといって、
それらに左右されていない。


そんな気がします。



ストレスのおかげでうまくいく

ストレスは、努力のバロメータ

ストレスを感じるのは、人生がうまく行っていないしるしではなくて、
自分にとって大事な活動や人間関係に、どれだけ熱心に取り組んでいるかを示すバロメータと言えるでしょう。


ストレスを感じるのは、
頑張っている証拠


なぜなら。


どうでもいいことには、
悩みさえも感じないから。


だから、
ストレスを避けるのではなく、
憂さ晴らしするのでもなく、


自分、
すっごい努力してる!


ほめてみよう。


ストレスは、大切なものに対して感じる

緊張や不安で落ち着かない気持ちになるのは、あなたの直感が「これは大切なことだ」とささやいているせいです。
なぜいまこの瞬間があなたにとって大切なのか、あらためて考えてみましょう。


ストレスを感じるのは、
それが大切なものだから




ということは。




ストレスは、
自分の人生にとって、
大切にすべきこと、
どうでもいいことを、
教えてくれている




つまりは。




ストレスを避けていたら、
大切なものに気づけない




大切なものに気づけなかった。
それって、意外と多い。
だから、後悔が襲ってくる。




その原因は・・・




ストレスから
逃げていたから




本当に大切なものを
大切にするために、
今あるストレスに、
向き合ってみよう。


「避けること」ではなく、
「大切なこと」だったのです。


もし不安になっているのに気づいたら、「ストレスのおかげでうまく行きそうだ」と思えばいいのです。

~まとめ~

ストレスを避けるとウツになる


それどころか、
本当に大切なことに気づけない


後悔の人生になってしまう!


ストレスは役に立つもの




**


人間関係の悩みを解決するには、まずは自己受容。

じゃあ、
自分を受け入れるには
どうしたらいいの?


それが、このシリーズ。
【ハーバード・スタンフォードシリーズ】

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
①ストレスフリーって実は不幸 ←今ココ

②ストレス肯定は、自己肯定