ichigo's blog

気軽な日記ブログです

ストレスを受け入れたらどうなるか?自分を好きになれるんです。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書



自信を持てるかどうかは、体に起こるストレス反応をどう受けとめるかで決まってしまうことが、研究によって明らかになっています。  
ストレスを受け入れることは、勇気をふりしぼって自分の力を信じる行為です。


ストレスを受けいれたら、
自分を好きになる!


ストレスを肯定すると
自分を肯定できるよ!
って話です。



無理なポジティブ思考はいらない

ストレスで、心が開かれる

悲しい気持ちをふり払おうとしたり、無理に楽しいことを考えたりしないでください。
体にストレス反応が表れていたほうが、心が開かれた状態でいられるからです。
ふだんよりも感受性が豊かになり、周りの人や周囲の環境に対しても敏感になります。


ストレスを受け入れると
心が開かれる!




ストレスを断ち切ると、
感情がなくなります。


思考能力もストップします。
無表情になります。


他人に何を言われているのか、
理解することができません。


コミュニケーションが、
ますます、
とれなくなっていくのです。




なぜなら。




人は、一つだけを
上手に切ることは
できないから




ストレスを切ったら、
すべての感情が
切れてしまう




イヤなことを忘れた反面、
楽しさも忘れてしまう。


苦しさを断ち切ろうとした結果、
違う苦しさを
味わうことにるわけです。


極度のストレスが
悪いわけではない。


そのストレスを
切ろうとすることが
良くないことだった。


だから、
悲しい気持ちを追い払ったり、
無理にポジティブに考えたり、


そんなことは、絶対に、
してはいけない。


「自分の悩みなんて
大したことない」と、
自分に言い聞かせる必要もない。


「大した悩み」なんです。


それによって、
自分の感情を失うくらいに、
とても大きなこと。


それを
受け入れなきゃいけない。


しっかりとストレスを感じ、
自分の体の反応を、
きちんと受け止めよう。


そうすることで、
心が開かれていくそうです。


ストレスで、ヤル気が引き出される

無理に打ち消そうとしてあせらないこと。
それよりも、ストレスのせいで湧いてくるエネルギーや、強さや、やる気をうまく利用して、いま自分がやるべきことに集中しましょう。


チャレンジ精神とは、
ストレス反応


実は、チャレンジも、
ストレスから
生まれるもの。


だから、
ストレスを切ってしまうと、
チャレンジする気持ち、
つまり「ヤル気」が、
どんどんなくなっていく。


確かに、
チャレンジするときって、
それに伴う、
苦痛や困難も受け入れようと、
覚悟していますよね。


ストレスを避けずに受け入れ、
自分の感情も大事にしながら、
困難を乗り越えていく。


そのステップが大事なのであり、
ストレスは悪者ではないのです。


ストレスは、
役に立つもの



よい点に気づく能力

自分の良さを受け入れる

ものごとのよい面も悪い面も認識できるほうが、よい面だけ見つめようとするよりも、長期的に見た場合には、よい結果につながります。


ストレスを受け入れるとは、
自分の良さを
受け入れること




なんだか、逆説的ですね。




ストレスを悪者だと思い、
悪いものを
追い払おうとするのは、


自分の悪い部分を
認めてないから


そして、
自分の悪い部分を
認められないのは、


自分の良い部分を
認められないから


良い部分がないのは
悲しすぎるので、


せめて悪い部分をなくして、
普通の状態を
保とうとしている


自信がないのです。


自分の悪さを認めたら
100%、悪い人間になる
なぜなら、
良さが皆無だから




それが怖い。




だから、
自分の良さを認めよう。
自分の良さを愛そう。


自分の良さがわかれば、
良い部分だけでなく、
悪い部分も、
きちんと受け止められます。


冷静に、客観的に、
分析できるように
なるんですね。


あなたは完璧に悪い人です。
と言われたら、
冷静な判断はできないもの。


良さも悪さもある


まずはそれを知ろう。


困難の中で、よい点に気づく能力が培われる

これは何でもポジティブ思考で考えようとするのではなく、同時に逆の考え方もできるようになるための練習だと思ってください。
苦しい気持ちを無理に抑えようとしたり、自分の失敗や挫折を「たいしたことではない」などと思い込んだりする必要はありません。
ただほんの少しのあいだ、困難な状況に対処するなかで気づいたよい点や、自分自身のよいところに、意識を向けて考えてみるのです。


私たちは、
悪いことにはすぐ気づきます。
悪い環境、悪い条件、悪い人・・・


悪いことばかりに目を向け、
悩み、落ち込み、
苦しんでしまう。


悪いことだらけの中で、
良いことがあるとしたら何?


そのように考えてみたら、
視点が変わります。


そして、
「ストレスは役に立つ」と考えると、
役に立つことって何?
良いことって何だ?と、
必死で探すことになります。


大事なことは、
その視点の持ち方


強がりではない。


結局のところ、
どうすることも
できないこともあるし、
頑張っても頑張っても、
何も変わらない
ということもあるでしょう。


その中で
何が変わるかといえば。




それでも
良いことはあると信じる




その力が、
自分の中に培われるのです。


著者はそれを、
「よい点に気づく能力」
と言っています。


自分の中で、
勇気ある物語が展開するのです。


つらいことから逃げずに、
苦しみのなかにも
意義を見出そうとする


そのこと自体が、
価値あること。


実際に、
良いことがあるかどうかは
問題ではない。
変わるかどうかも
どうでもいいのです。


良さに気づこうとすること
気づける能力を持てること
それを信じること


そこにこそ、意義がある。


つらい経験を受け入れると強くなる

過去のつらい経験を受け入れようと思った人たちは、幸福感が増し、レジリエンスが強化され、うつ状態になりにくいことがわかりました。  
自分にとっていちばんつらかった経験をふり返って、あえてよい面を見つめることは、ストレスとの付き合い方を変えるのに役立ちます。


つらいことを受け入れ、
向き合ったほうが
幸せ度が増す!


だから、ストレスは
自分にとって大切なもの。
否定しなくていい。


その実体験を、
リボーンアワードという
イベントで
聞くことができました。


ストレスについての考え方が変わったことによって、体のストレス反応が「脅威反応」から「チャレンジ反応」へとことごとく変化しました。ストレス反応は役に立つと考えたことが引き金となって、さまざまな変化が表れたのです。  


ストレスは役に立つ!


そう決めただけで、
実際に、体の反応が
変化するそうです。


結局は、
自分が何を決めるか?
ってことですね。



~まとめ~

ストレスは、とっても良いもの!


受け入れよう!
そうすれば、自分を好きになる



**


人間関係の悩みを
解決するには、
まずは自己受容。

じゃあ、
自分を受け入れるには
どうしたらいいの?


それが、このシリーズ。
【ハーバード・スタンフォードシリーズ】

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
①ストレスフリーって実は不幸
②ストレス肯定は、自己肯定 ←今ココ