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ストレスの正体は"嘘":自分に嘘をつくから心が病むのです

ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫)



自然の性質を打ち負かそうとするのではなく、それを受け入れ、自分が何者であるかを認めるとき、人生はずっと軽やかに、ずっと単純になります。


喜びだけでなく、恐れや不安も許そう!


すべてを受け入れたとき、そのときこそ、変わっていくもの。


今回は、自分に嘘をつくとストレスがたまる!という話です。


「ハーバードの人生を変える授業」

ハーバードの人生を変える授業 (だいわ文庫)



嘘発見器は、何を発見するのか?

ストレスって、何?

私たちのほとんどは噓をつくことに大きなストレスを感じます。噓発見器はそのストレスを感知して反応するのです。
自分の一面を隠したり、どう感じているかを偽ったりしている場合には、「噓をついている」というストレスに加えて、「感情を抑えつけている」というストレスも加わります。


嘘発見器は一体、何を発見するのか?



それは、




ストレス




ストレスを感知したとき、嘘をついていることがわかる。



つまり。




嘘をつくと、ストレスがたまる




なぜ私たちがストレスに苦しむか、と言えば。


嘘をつかないと生きていけないから。


自分をグッと抑え、いろんなことを我慢し、自分に嘘をつく。


集団生活では、そんなことの繰り返しですよね。嘘をつけばつくほど、ストレスがたまる。




嘘をつく
感情を抑える




それこそが、ストレスの正体だったのです。


「私たちはみんな大噓つきだ。噓をつくことによって私たちは疲れ果ててしまう」(心理療法士/ブラッド・ブラントン)


どんなに疲れていても、元気なふりをしたり、作り笑顔をしたり、イヤなことにも「わかりました」と言ったり。


その嘘がたまりにたまって、抑えきれないストレスとなっていきます。


本来の自分に戻る時間をもとう

ストレスに対処するには、心理学者のブライアン・リトルがいう「本来の自分にもどる時間」をもつことです。「本来の自分にもどる時間」とは、 信頼する友人に気持ちを語ったり、心に浮かぶあらゆることを日記に書きつけたり、ただ単に自分の部屋でひとりで過ごしたりする時間 のことです。


対人関係では、嘘はつかざるを得ない。


だからこそ大事なのは、本来の自分に戻る時間



自分には嘘をつかない
感情を抑えない


そういった時間を大切にできれば、ストレスは解消できます。


オンとオフの切り替えができないと、気持ちを保つことが難しくなるということですね。


自分にも嘘をつくのは、なぜ?

「本来の自分にもどる時間」で重要なのは、自分らしさを取りもどして、偽りの気持ちをすべて排除し、湧きあがるすべての感情をしっかりと味わいつくすことです。


遊んでても休んでてもリフレッシュできない。


ときには、そんなこともあります。


なぜか。




自分で自分に、
嘘をついているから。



集団生活で嘘をつくのは、ある程度は仕方ない。自覚さえしていればいいんです。


怖いのは自分への嘘。自覚がないんですよ。


自分に嘘をつくとは、


感情を素直に味わえない
抑えこんでしまう


ということです。


なぜか?


それは、子どもの頃に言われたからです。


我慢しなさい
泣くのはやめなさい
静かにしてなさい


子どもの頃に身につけたものは、なかなか変えられない。


三つ子の魂百まで


昔から言われてるとおり、誰もがそうなんです。



感情は、表現されたがっている

感情は、デザートのように味わう

しっかり向き合うということは、物事を何も変えようとせず、あるがままに見ることです。そのときに感じていることを否定したり、感情を遮断したりしないでください。つらい感情に焦点をおき、開かれた心で受け入れ、しっかり味わうことで、そのつらさを解消することができるのです(セラピスト/タラ・ベネット=ゴールマン)


感情は、理解したり、変えようとしたりするものではない。


あるがままに受け入れ、味わうもの。


そうしてこそ、癒される。


何かで感情が乱されたとき、頑張って自分に言い聞かせていませんか?



大変なのは自分だけじゃない。
こんなことを思っちゃいけない。



だけど。


感情に、理屈はいりません!



食事と同じで、出されたものを味わうだけ。


歌手が歌を歌うのは、歌が口から出たがってるから。


画家が絵を描くのは、心の中のイメージが外に出たがってるから。


内にあるものは、必ず外に出たがる


表現されたがっています。

「傷ついたことを完全に表現してはじめて、私たちは癒される」 (作家 マルセル・プルースト


言えたら癒える
書けたら癒える
許されたら癒える


だからポイントは、


自分を許すこと
受けいれること
感情を肯定すること


「感じていることを伝えるのに謝る必要はない。感じている気持ちは本物だから」 (政治家 ベンジャミン・ディズレーリ)


素直に生きることほど、幸せなことはない。


嘘こそ、ストレス!


とくに困難な時期においては、自己信頼感よりも自分に対して思いやりの気持ちをもつほうが効果的であることを発見しました。自分に対する思いやりとは、つらい思いや感情をそのまま受け入れて、困難な出来事が起こることは仕方がないことだと認め、自分自身を理解し自分に優しくしようとする気持ちのことです。


自分を許して受け入れたほうがいい。



だけど、受け入れるって、なぜこんなにも難しいのでしょう?


続きは、次回。
ichigo-it.hatenablog.com



~まとめ~

「嘘」は最大のストレス
感情は、デザートとして味わってしまえばいい
味わって、許すこと



**


人間関係の悩みを解決するには、まずは自己受容。

じゃあ、自分を受け入れるにはどうしたらいいの?


それが、このシリーズ。
【ハーバード・スタンフォードシリーズ】

「ハーバードの人生を変える授業」
①自分に嘘をつくことが一番のストレス ←今ココ
②完璧主義は現実拒否。受け入れよう

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
①ストレスフリーって実は不幸
②ストレス肯定は、自己肯定