自分を信じると潜在意識が動き出す!強烈な痛みと願望に目を向けよう|思考は現実化する
思い浮かべている金額を「必ず手にする」と、あなた自身で信ずることだ。お金が自分のものになるのは運命なのだ、と信じ込むのである。
想像力を使うとは、強く信じるということ。信じる者は救われる! それは永遠に不変。もちろん、計画は必要だけれど、その前提として想像する力・信じる力がなければ水の泡です。
「思考は現実化する」シリーズ
①願望実現のための6か条
②感情を伴った思考&信念
③信念とは繰り返しの考え
④深層自己説得で脳を鍛える
⑤改良的想像力を使う
⑥自分を信じると潜在意識が動く ←今ココ
⑦願望の種から芽生えるものとは
6回目の今回は、自分を強く信じて潜在意識を揺り動かそうって話。引用文はお金になってますが、自分の願望がお金以外の場合は、言葉を置き換えて読んでみてください。
想像する力と信じる力
想像して信じよう
富を蓄積する姿を思い浮かべるのは、完全に想像だけでよい。これは非常に重要なことなのだ。
想像力でまず大事なのは、願いが叶った自分の姿を、ありありと鮮明に思い浮かべること。なぜなら、脳には、想像のものを現実にしようとする作用があるから。だから、想像できないことは叶いません。
「○○がない」って、ずーっと言い続けてませんか?
- お金がない
- 理解者がいない
- 夢がない
- 自信がない
- あれもない、これもない
要するに、お金がない自分や、理解者のいない自分、夢がない自分の姿は、ものすごく想像できてるわけです。繰り返し言い続けてることによって、堅い信念にも変わってしまってます。だから今の自分は、想像どおりの姿です。
そこを打ち破ろうとすると、ものすごく大きな抵抗勢力がやってくる。それは・・・、お金がなくてもいいじゃないか。理解者がいなくてもいいじゃないか。夢がなくてもいいじゃないか。自分は自分でいいじゃないか。自分らしくいこう!
もはや、ポジティブなのか、言い訳なのか、見分けもつかないくらい、「○○したい!」「いや、しなくてもいい!」という相反した言葉を、繰り返し繰り返し、まるで永遠の黄色信号のように点滅を続けているわけです。
そうやって、脳もずっと待機状態。青にもならなければ赤にもならない。進むことも止まることもできずにいる。だから、いっぱいいっぱいになる。どうしていいかわからなくなってくる。頭が混乱状態になるのは、「青だ!」「赤だ!」を行ったり来たりするからです。
なぜ、そんなにも行ったり来たりするかっていえば、「自分なんかには無理だ」っていう思い。それこそが一番の抵抗勢力。無理だって思ってる反面、やっぱり叶えてもみたい。だから、行ったり来たりするんです。そんな効率の悪いことはやめて、スッキリと願ってしまったほうが早いはずなのですが・・・
どーーしても信じられないわけですよ。自分の中に、眠ってる力があるってことが。潜在意識に働きかけるっていうのも、自分の潜在意識の力を信じないとできないんです。頭の中からどうしても聞こえてくる声。「やっぱり無理」「どうしても無理」。それが果てしなく繰り返されます。
まるで長い間、放置していたビンの蓋のように、一生懸命こじ開けようと頑張っても、ウンともスンとも言わない。それほどまでに強く硬く、自分には無理だと思ってしまっているのです。
ちなみに、ビンの蓋は金属でできているため、温度差による膨張や収縮によって、ビンと蓋とのすき間がなくなってしまうようです。だから、開かなくなる。
心も同じ。ずいぶん長い間、放置してしまったのです。自分には無理だという信念をますます強めながら。
子どものときからっていうレベルではありません。もっと、ずーっと昔から刻まれてきたもの。生まれ変わっても、ずっと持ち続けてる。だから、時間がかかるのもしょうがないことです。
ドリームキラーって言葉、聞いたことありますか? 夢を語ると、それを邪魔する人が出てくる、と。あれって、正確に言うと、自分自身ですよ。他人のセリフは、自分の気持ちを代弁してるだけです。それを言わせてるのは自分ってこと。
例えば5歳の子どもに、「○○しちゃダメ!」って言われても、「はい、はい。」って聞き流せますよね。取るに足らない意見だと思ってれば、悩みもせずに聞き流せるんです。聞き流せずに、「ダメなのか...」と悩むのは、自分でも元々、ダメだと思ってたんです。
世間の声に負けたんじゃない。自分の心に、燃えるものがなかったのです。ドリームキラーなんて言葉で他人のせいにせずに、「自分には無理だ」と思ってる、その心を見つめるべきです。
自分の可能性を信じる
深層自己説得が富を生み出すのではない。それによって刺激を受けた潜在意識が富を生み出すのである。
考えればいい、紙に書けばいい、想像すればいい、ということではなく。結局は、自分が自分の可能性を信じた分だけ、潜在意識が揺り動かされるということです。その目覚めた潜在意識によって、パッとアイディアがひらめく。
直観は、自分のなかの潜在意識が教えてくれるもの。外にある何かではない。自分の内側から出てきたものであることは事実なんです。でも、自分でもよくわからない力。それが潜在意識。だけど、確実に「自分自身」です。
その自分の能力を信じることです。自分が自分を信じた分だけ、自分の潜在意識が働いてくれるってことです。
例えば、誰かが心の底から自分のことを信じてくれたら・・・。何があっても、この人のために頑張ろうって思えますよね。自分も同じなんです。信じてあげた分、自分が自分に返してくれるのです。だから、「自分を信じられない」って言い続けてたら、いつまでたっても潜在意識にはそっぽを向かれるんですよ。
だけど、自分を信じる方法がわからない。だから、毎日、目標を音読しようとか、鮮明に想像しようとか、言われているのです。最終的には、自分を信じる方法なのです。私たちには、信じることしかできません。最強で唯一の方法です。
私も、目標を考えていると、非常に強烈な痛みが出てきます。「自分にはできっこない!!!」と。声に出してみると涙まで出てきそうなほど、「できるわけない!!」と叫ぶわけです。逆に言えば、それほどまでに強烈な願望ってことです。だから、目をそむけていては、いつまでたっても満たされない。楽なようで楽じゃない。
「自分には無理」という心と向き合うのは苦しいから、ついつい無難な目標にしてしまう。そして、自分らしくていい!と言い訳してしまう。だけどね、苦しい心と向き合わないと、本来の自分には気づけないのです。無視された本来の自分は、いつまでも痛みを発し続けます。
だから、目標を設定するときには、無難な目標ではなく、心が強烈に動かされるものにしよう! けっこう苦しい作業です。だけどそこから、強烈な夢が出てきます。
痛みと向き合う覚悟を決めたとき、必ず変われる! 潜在意識を揺り動かそう。
「なるようになるさ」という生き方も、自分を強烈に信じるからこそ、できること。いい加減とか、投げやりとかいう意味ではありません。どんな生き方も自由だけれど、自分を心から信じ、自分の最強の武器を発揮する。それこそ幸せというもの。
自分がお金を所有している姿を思い描くことだ。そのときのあなたは、潜在意識がつくるプランに期待をかけてよい。そうすると、インスピレーションという形であなたの第六感にひらめくことがある。ヒラメキがあったら、それを大事にし、行動に移すのだ。
最高の計画も、潜在意識から生み出されるもの。