潜在意識は教えてくれる。自分の進む道を。願望の種から芽生えるもの｜思考は現実化する
出発点は願望であり、終着点は理解力。自分が誰であるかが心の奥底から理解できれば、何だってできる。
「思考は現実化する」シリーズ
①願望実現のための６か条
②感情を伴った思考＆信念
③信念とは繰り返しの考え
④深層自己説得で脳を鍛える
⑤改良的想像力を使う
⑥自分を信じると潜在意識が動く
⑦願望の種から芽生えるものとは ←今ココ
７回目の今回は、願望という種を植えることの終着点は何か？という話。
思考は現実化する
現実化するのは、自然の法則
潜在意識という畑に、何を植えるか
「思考は現実化する」の概念を、ギュッと短縮すると次のようなことになります。
感情・思考・イメージ・言葉という種を、潜在意識の畑に植えていくと、やがて、強い信念という実がなる。その一連の積極的な思考が習慣になると、現実に物理的な実体や現象として現れる。
だからこそ、１日２回は、目標を声に出して読もう！というのです。
実際の畑でも、台風などの天候や、害虫・盗っ人などの障害が避けられません。心も同じ。ちょっとしたことで台風が吹き荒れ、もうダメだと思うこともある。他人に傷つけられて立ち上がれなくなることもある。
そんなことも自然界で考えれば想定内です。また植えて、また育てるしかありません。研究に研究を重ねて、実を結ぶまで頑張るしかない。ときには温室で保護することも必要でしょう。農薬などの技術に頼ることも悪くありません。いろんな手立てを考えていいのです。
そういったことは、農場で考えれば当たり前のようなこと。だけど、潜在意識というものが目に見えないため、この法則が自分にも起こりうるのだということは、なかなか信じられない。
自分の心も、丁寧に丁寧に育てていけば必ず、大きな実を結びます。現実に「形」として現れます。信じてもらった自分の心は、自分のために必死で動き出してくれます。
農場の法則というのは、七つの習慣でも出てくる話です。
ichigo-it.hatenablog.com
信念があれば、振り回されなくなる
あなたはあなたの願望を自由自在に、富やその他のものに変換できることになろう。それは、ちょっとした反対に出会ってあきらめたり挫折することよりも、あなたにとってもっと簡単なことなのだ。
願望を実現する方法を理解し、身につけることができれば、他人からの反対意見や、世間の声なんかにも負けなくなります。というより、気にならなくなるでしょう。だって、取るに足らない意見だってことがわかるから。
何が大事な意見かを判断できるようになるから、きちんと取捨選択ができるようになります。他人の意見を素直に聞けないわけではなく、ムダを省いているだけです。本当に大事な意見だと思えば取り入れる。それこそ本当の素直さ。
だから、自分の本来の願望を明確にして、ちゃんと自分の信念を創り上げていけば、自分か？他人か？というムダな迷いもなくなるはず。自分の心を強く信じてるから動じない自分になれる。
成功できたら自信がもてる。そう幻想しがちですが、成功できたうえでの自信というのは、まさに傲慢。○○ができた自分は偉い！と思ってるだけ。本当は、自信のうえにあらゆるものが育っていくのです。だから、今の自分の思いに堂々と自信をもっていこう。
あなたの自信が自分が何を成し遂げたかではなく、自分がだれであるかに基づいているなら、あなたは、どんな人もどんな状況も奪うことのできないものをつくりあげたことになる
（「内向型を強みにする」より）
たとえ今、何もなかったとしても、失敗続きだったり不運続きだったりしても、自分を信じていい。自分が誰であるかを一番の重要性としよう。そうすれば、別に、何もできてなくても、何の成果を出せてなくたって大丈夫。成功から自信を生み出すのではなく、自信から成功を生み出せる自分に。
幸福とは理解力
あらゆる成功の出発点は願望だ。その終着点とは、自分を理解し、他人を理解し、自然の法則を理解し、幸福を認識し理解する、そういう理解力なのである。
幸福とは理解。そのとおりだなと思いました。自分を理解できたら幸せです。多くの場合、自分が何者であるかがわからずに、悩んだり苦しんだり、自分探しに没頭したり。
人生の大部分の時間と労力を使って、何が知りたいかって言えば、自分とは何なのか？ってことではないでしょうか。だから、自分がどんな人間かを知ることは人生の大きなテーマであり、それが理解できたとき、とても心が満たされるのだと思います。
それは自分自身だけではなく、他人のこともそう。他人のことが理解できれば、人間関係も楽になります。そして、自然の法則を理解できれば、自由自在に願望を形にすることができるし、何か問題が起きても、解決に向けて努力ができます。
理解できるって、究極の能力です。自分のことも他人のことも、理解できないから苦しむ。願望の実現をとおして、そういった理解力をつけていくことこそ、本当の豊かさです。何があっても悠々と生きていける。なぜなら理解できるから。理解ができないからこそ、人間は昔から、占いだったり神事だったり、いろんなものに頼ってきたわけです。
原因さえ理解できれば、占いに頼らなくても対処方法が思い浮かぶ。理解力こそ、鬼に金棒の能力です。「力がある」って、そういうことを言うのではないでしょうか。
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本物の願望・感情・信念・想像力、今まで、そういったものを強調してきましたが、なぜかと言えば、そこが一番の根幹になるから。
別に想像だけしてればいいのではなく、計画も大事だし、行動も大事。この本には、そういった部分もちゃんと書かれてますが、その根本となる自分の心と本気で向き合うことをしなければ、どんなに計画を立てても、方法論を追っても、やっぱりうまくいかないのです。
ということで、自分の心を信じ、想像力を鍛えるってことを根底に置いたら、次は、具体的な行動計画を考えていけばいい。計画というのも、結局は、信頼された潜在意識が、喜んで考え出してくれるもの。あるとき、パッとひらめいたりするのは、そのためです。
だから、「どうしていいかわからない」「自分にはできない」と言ってないで、自分はどれだけ、自分の力を信頼できているのか？ってところを見ていこう。
「思考は現実化する」とは、現代的に言えば、アファメーションとかマインドフルネスという言葉になると思います。
マインドフルネスの話では、「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉が開く最強のマジック」という本がとても面白かったです。すべて実話なので感動します。そこに書いてあったことは、不幸な境遇に立ち向かうには、他者の中に自分を見ること！というものでした。
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自分がわかるとスッキリする！ 自分を理解し、他者を理解し、人生を理解しよう！ それこそ願望実現のメリット。
