ichigo's blog

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成功の秘訣は、運と実力と○○!〜見た目を甘く見ると損をする

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている



「自分の得になるような、他人の勘違い」(=錯覚資産) は、生涯賃金に換算して、何千万円、何億円ものお金を生む。


脳には、「錯覚」という
働きがあります。


私たちは、
真実を見ていません。
すべては錯覚です。


代表的な錯覚心理は
こちらで紹介しました。

ichigo-it.hatenablog.com



脳の仕様として、
人はどうしても、
錯覚を起こすのです。


だから、
うまく生きていきたいなら、
見た目を大事にすべき。


「人生は、運よりも実力よりも
『勘違いさせる力』で
決まっている」より、


今回は、
見た目と錯覚について。


成功の3つの秘訣は、
運と実力と錯覚資産です。



人は、錯覚の中で生きている

思った以上に、見た目で選んでいる

「採用面接で、身だしなみが、どのような影響を与えるか」という研究がある。
その結果、「仕事に必要な資格よりも、身だしなみのよさのほうが、採用決定に大きな影響を与えていた」ということがわかった。


人は見た目じゃない。


私たちは、本気で
そう思っています。


そして


本気で、
見た目で選んでいます。


公平に見ているという
面接官も、実は、
見た目で選んでいました。


なぜか。


見た目がいいと、
他の部分も良く見える。


脳がそのように
錯覚させるからです。


「容姿が優れている」という特徴が、漠然と「その人間が全体的に優れている」というイメージに変換されてしまう。


あらゆる言い訳を使って、
脳は、
見た目で選ぶという事実を
隠してしまうようです。


この人は、いい人だと
脳内の情報を
書きかえているのです。


その脳の働きによって、
見た目で選ぶという事実を、
私たちは自覚できません。


見た目がよければ、全体的に優秀だと思う

「『イケメンだから投票したわけではない』と言う人」はウソつきでもバカでもないということだ。彼らの「意識」 は、たしかに、容姿ではなく、政治手腕・人柄・政策を見て、投票したのだ。しかし、まるで夢遊病者のように、彼らの「無意識」 が、彼らの意識が知らないところで、政治手腕・人柄・政策の評価値を書きかえてしまっていたのだ。


見た目
会社名
肩書き
権威


私たちはどうしても、
そういったものに
目がくらみます。


脳が書きかわるので、
自分としては
嘘をついてないのです。


結局は、見た目で勝負。


自然の摂理なので、
意識していたほうが
お得です。


百獣の王・ライオンでさえ、
見かけの強さを
大事にしています。

ichigo-it.hatenablog.com



第一印象で選ばれるなら、
見た目のいい人には
勝てません。


動物の世界でも、
その法則は
当たり前なのです。


ライオンの成功率が
たったの2割と聞いても、
百獣の王というイメージは
変わりません。


ならば、
見た目には、大いに
こだわりましょう。


見た目とは、
容姿だけではありません。


雰囲気やオーラ
声の張り
ファッション
堂々とした振る舞い


努力次第で、
変えられるものは
たくさんあります。


お店なら、
内装とか、香りとか。


見た目で勝負することは、
大事なことなのです。


脳の仕様を理解し、
戦略を立てるのです。


ハロー効果

たとえば、ある起業家が、1つのサービスをヒットさせたとする。
すると、ハロー効果によって、人々は、その起業家が全体的に優秀だと思うようになる。
このため、実際には、その起業家が出す次のサービスがヒットする可能性が低かったとしても、人々は、その起業家が出す次のサービスもヒットする可能性が高いと錯覚する。


1つが良いと、
全部が良いと錯覚する。


それが
ハロー効果


成功が成功を生むのです。


見た目がいい、
肩書きがある、
ヒット作がある、
すべてハロー効果です。


小さな会社の
平社員が言うことよりも、
大会社の社長の言葉を
有り難く聞くものです。


実力ではなく、
錯覚でのしあがる。


それが世の中の仕組み


だから、
1つのヒット作を生み出せれば、
次の成功が簡単になる。


1つの良い錯覚を
引き出すことができれば
錯覚はどんどん増大する。


錯覚は、資産です。



錯覚を有効活用しよう

錯覚資産

「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能するということだ。 本書では、これを「錯覚資産」と呼ぶ。


錯覚資産とは、
自分にとって有利になる、
他人の勘違い


自分が得をするように
他人に勘違いをさせる。


錯覚資産を
どれだけ築けるかが、
重要事項になります。


錯覚は変えられない

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じっくり見てください。
これは、魚の絵です







ですが・・・、






どうしても
顔に見えませんか。


いちど顔に見えたら、
どうしても
顔に見えてしまいます。


何度見ても顔に見えます。


錯覚心理とは
そういうことです。


それを、
認知バイアスと言います。

ichigo-it.hatenablog.com




錯覚だと言われても、
脳の認識は変えられません。


見た目じゃないと言われても、
どうしても
見た目で選んでしまいます。


あなたは○○な人
と言われたら、
それをくつがえすのは
とても難しくなります。


人間が錯覚するのは
どうにもできない。


ならば、
有効に活用するしか
ありません。


悪い錯覚ではなく、
良い錯覚を起こすよう
努めましょう。


実力よりも、錯覚力

「実力がある」から、よいポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、よいポジションを手に入れられているという部分が大きいのだ。 これが意味するところは、あなたが思っている以上に、重大だ。


優秀なのに、
なぜか認められない人。


いますよね。


錯覚させる力を
どれだけ持っているか。


実力があっても、
錯覚力がなければ
日の目は見られません。


特に日本人は真面目なので、
実力で勝負しようとします。


ハッタリとか
パフォーマンスとかを、
極度に嫌います。


それで、
インプットばかりに費やし、
アウトプットの機会がない。


それでは、
せっかくの実力も
宝の持ち腐れ。


だから、「錯覚」という
脳の仕組みを
活用したほうがいいんです。



運に左右される

成功は、運が良かっただけ

ハッキリ言おう。それは、錯覚にすぎない。なぜなら、その会社が上場したのは、ほとんどが、運によるものだからだ。運よく、時代の波に乗れたからだ。運よく、優秀な人間と一緒に起業することができたからだ。運よく、優秀な人材を採用することができたからだ。運よく、優秀な人間が経営陣にジョインしてくれたからだ。運よく、ヒット商品が出たからだ。


どんな成功も、
運が良かっただけです。


偶然、美しい容貌に生まれた。
偶然、いい会社に入れた。
偶然、ヒット作を生み出せた。


その偶然が、
ハロー効果を生み、
次の成功を生む。


1つの運をつかめれば、
芋づる式に
良くなっていきます。


運が左右するのです。


よく言いますね。
仕事をするなら、
運のいい人と
組んだほうがいいと。


そして、
徳を積んだ人は、
運が良くなるとも言います。


この本では、
「錯覚」や「運」について、
合理的な立場で
書かれていますが、


良き「運」は、やはり、
人格についてくるものだと
思います。


自分の努力だけでは
できないこと。
それがわかれば、
ごう慢にはなれません。


感謝がわいてきます。
敬けんな気持ちに
なっていくものです。


周囲のすべてが
有り難く思えてきます。


そういう意味で、
運が大事という視点は
はずせないものです。



運・実力・錯覚資産

「実力中心」の世界観で生きる人間より、 「錯覚資産‐運‐実力」の世界観で生きる人間のほうが、 圧倒的に強い。


錯覚資産だけで、
本当に実力のない人。


それでは、いつか
化けの皮がはがされます。


だから、
実力はもちろん必要。


虚構の人生にしないためにも
自身のスキルアップには
常に努力が必要です。


というより、
人は、むしろ、
スキルアップの努力は
大好きですね。


力をつけたいと思ったら、
誰に言われなくても
自然と努力します。


逆に、錯覚資産については、
軽視しがちです。


それでは、
スキルアップばかりで
チャンスがやってきません。


そして、運ばかり良くても
その運を生かせなければ
意味がありません。


だから必要なのは、


運・実力・錯覚資産
その3つを上手に
まわしていくこと。


運だけではダメ
実力だけでもダメ
錯覚だけでは虚構


3つの力を
掛け合わせていくことを
考えましょう。


その方法については、
また次回に。

ichigo-it.hatenablog.com




~まとめ~

見た目を大事にして、
ハロー効果を活用しよう。


運+実力+錯覚資産の3つを循環させること




人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている