目標達成には、緻密な戦略を！～映画「ショーシャンクの空に」

冤罪の罪で
終身刑にされた男性が
20年の準備を経て
脱獄する物語。

映画
「ショーシャンクの空に」

昔、見たときは
すごく感動したのですが
改めて見たら、
わりと冷静な観点で
見入ってしまいました。

一番感じたことは、

目標達成までの戦略が
緻密すぎる！
しかも心がブレない！

目標を実現したいなら、
冷静に、緻密に、
行動を重ねること。

そして、
心が揺るがないこと。

20年かけて
脱獄を達成する、
目標実現ストーリーです。

希望

心には希望がある

人間の心は石でできてるわけじゃない
心の中には何かある
だれも奪えないある物が。

希望だよ

この映画のテーマは
希望です。

ただ、個人的に、
そこにはあまり、
ピンときませんでした。

主人公は、
誰にも言わずに、
一人たんたんと
脱獄の準備をします。

20年もです。

20年間、誰にも言わず、
脱獄の準備を進める。
しかも、着実に。

「脱獄したい」とさえ
周囲に言いません。

そんなこと、
できるでしょうか。

希望を失わずに？

周囲は皆、
希望なんて
抱いていません。

励まし合えないって、
結構ツラいです。

まして、牢獄では、
不正や暴行、
殺人まで起きる。

そんな状況のなか、
たった一人で
なぜ、希望を持てたか？

外に出たところで、
家族も友達もいない。
仕事もない。

それでも絶望をしない。

その強さは何なのか、
わかりませんでした。

ただ、
とにかくブレないのです。

最悪な状況の中、
一人で、ずーっと、
計画を進めてました。

その緻密さは、
怖いくらい。

でも、
生死のかかった目標なので
当然でしょうか。

本当に実現したいなら、
アレコレ悩んでる場合じゃ
ありませんね。

なかなか夢が叶わない、
そう思ってる人には、
自分の戦略の甘さが
身にしみると思います。

ささやかな夢

私は平気だ
妻を撃ってなんかない
十分すぎる程の償いもした
ホテルやボートぐらい
ささやかな夢だ

彼は、牢獄の中の、
調達屋でもある親友に
ロケットハンマーを
依頼します。

何に使うの？との質問には、
石を彫るのが趣味だから、と。

しかし、それは、
脱獄に使う道具でした。

そのことを親友にも
一切、明かさないのです。

それだけじゃありません。
女優のポスター、
聖書までもが、
隠ぺい工作の道具。

だけど、女優好きで、
敬虔なクリスチャンを
ずっと演じていました。

牢獄という
特別な環境だからこそ、
必死で隠し通したのかも
しれません。

普通に考えたら、
尋常じゃない隠し方です。

ただ、
目標は言わないほうがいい
という考え方もあります。

どんなに仲が良くても
嫉妬や邪魔を
されるからです。

不言実行ともいいますね。

私も、
一人で考えるのが
好きなタイプなので、

そういう意味では、
希望を抱きました。

実現したい夢があるなら、
緻密な戦略を立て、
着実に毎日続けること。

相談できる人がいなくても
目標を見失わず、
一人でコツコツ続ける。

しかも
心を揺るがさない。

いちいち
心のバランスを崩していては
目標は達成しないですね。

「外に出るのが怖い」
と言う親友に、

「私は平気だ」と
答えています。
しかも夢まで持って。

「ハーバードの
人生を変える授業」
という本の中に、

ベトナム戦争のとき、
捕虜収容所で生き延びた人の
特徴が書かれていました。

第１の特徴として、彼らは自分たちがおかれた悲惨な環境を無視したり拒絶したりすることなく、真正面から受けとめていたといいます。第２の特徴としては、いつの日か必ず脱出できるという信念をもちつづけていたというのです。

真正面から受けとめ、
脱出できると信じ続ける。

まさに、
この映画の主人公も
そうでした。

それに加えて、緻密な戦略。

脱獄シーンは、
感動というよりも、
作戦勝ちした彼に
あっぱれ！という
感じでした。

本当に達成したいなら、
たとえ一人でもコツコツと！

＊＊

【余談：映画が脳に与える影響】

共感をすることは、
人にとって、
一番の癒しになるそう。

映画鑑賞で、
共感脳を鍛えられます。
ichigo-it.hatenablog.com

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