ichigo's blog

気軽な日記ブログです

目標よりも大切なことって?〜「仕事は楽しいかね?」

仕事は楽しいかね? (きこ書房)



『〈ずっとしたいと思っていた〉仕事をしているのに、なぜか〈やっぱり幸せじゃない〉んです』
そういう人は、計画を立てることに依存しすぎてる。僕が〈目標の弊害〉と呼んでいる状態に陥ってるんだ


やりたいことをやったのに
満足できない・・・


なぜそうなるのか?


果たして、
楽しく仕事をしている人は
どれくらい、
いるのでしょう。



目標の弊害

数年後の自分なんて、わからない

頭のいい人がする一番愚かな質問は、『あなたは五年後、どんな地位についていたいですか』というものだ


この言葉には
衝撃を受けました。


計画や目標は
立てなきゃいけないもの。


目標は立てなくても
いいのでしょうか?


たしかに、目標を持って
頑張ってるときはいいけれど、


それが達成された途端に
燃え尽きてしまうことも。


自分が目指してきたものは
何だったのかと、
疑ってしまったりもします。


目標というものに
とらわれすぎ。


目標を立てなきゃと
考えすぎ。


それで疲弊するなら、
意味がないのかもしれません。


進化には、ビジョンがない

最初に陸にあがった魚は、長期にわたる目標を持っていたと思うかね?


陸に上がった魚は
長期目標なんてなかった?


考えてみれば、その通り。


その視点に、
目からウロコでした。


進化の過程を考えてみれば、
具体的に計画を立てて
動いたはずはないです。ね


状況の変化に応じ、
自分の興味に応じ、
がむしゃらに
進んでみただけ。


先のことを考えすぎて、
大胆さに欠けていることが
問題なのかもしれません。


やりたいからやる
楽しいからやる


もっと単純に考えたほうが
幸せなのでしょうか。


発明家や天才と呼ばれる人、
また、大企業の多くも、
ビジョンなんて
持っていない場合が
多かったそうです。


「とにかくやってみよう」
「必要に駆られて」


そしたら、うまくいった。
それからビジョンを考えた。


そういうものです。


もっと遊び感覚を!
ってことですよね。


できることはどんどん変えてごらん。みんなが、きみが変えていることに気がつくくらいに何でも変えるんだ。好奇心を旺盛にすること。実験好きな人だと評判になったら、みんなのほうからアイデアを持ってきてくれるようになるよ


探検家は、
そこにあるものから
何かを創造していきます。


ときには、
真面目な考えを手放して、
面白そう!ってことに
飛びついてみよう。



問題は問題にあらず

特に
「マジックテープ」の話が
印象に残りました。


森を歩いているとき、
服にくっつくオナモミの実。


歩くたびに
ストレスだった事実から、
マジックテープが
生み出されたのです。


問題だと思ってるものから
新たなチャンスが生まれる。


不満から満足が生まれる。
イライラすることから
大発明が生まれる。


そんな風に考えると
楽しいですね。


今、直面してる問題を、
もう少し楽しい観点から
見つめてみましょう。


世界的に有名な商品も、
失敗から生まれたものばかり。


まさに、
問題はビッグチャンス!
かもしれません。


まずは、問題点を
書き出してみると
いいそうです。


仕事に対して
イライラしていることでも、
なんでも。


そこに思いもよらない
成功の種があるのだと。


チャンスが
生まれるかどうかは別としても、
問題を肯定的に考える癖は、
きっと事態を
好転させるはずですね。



自分で見つけなければいけない

成功するためのルールはみんな知っている。そうしたルールは、何百という本の中にリストアップされているからね。だけど、やっぱりこの問題がある。小説を研究しても小説家になれないように、成功を研究しても成功は手に入らないという問題が。


「仕事とは何か?」


その答えは自分で
見つけなければいけない。


皆が成功者の
真似をしようとする。


人の真似をしようとすると、
結局は普通の人になるそうです。
なんとも皮肉ですね~


〇〇がいい!と言われて、
それに飛びつくと、
周りには
同じような人ばかり。


真似が悪いのではなく、
そこから自分で
考えださなければならない
ということです。


答えを求めるのではなく、
自分の心の中で、
探っていきましょう。




**


結局、目標は必要ないのか?
という疑問が残りますが、


やはり、
夢や目標が不要
ということではなさそう。


いろいろなエピソードを
読んでいると、
やはりそこには、
夢や目標があるように
感じました。


ただ、
その持ち方が
違うのかなと。


正論を持つことよりも、
もっと、自分の情熱を
信じることだったり、


目指すところが
「成功」ではなくって、
「楽しさ」だったり、


そういった微妙な違い?
なのかもしれません。


思えば子どもの頃は、
すべてが冒険でした。


夜遅くまで起きてることや、
ちょっと遠くの公園まで
行ってみること、


そんなことでさえ
ワクワクしていたもの。


そこに長期目標なんて
なかったですね。
ただただ楽しかったのです。


地図を持たずに
冒険に出かける


そんな気持ちで
仕事に取り組んでみたい。


仕事が楽しいかどうかは
大きなテーマです。


自分で答えを
見出していかなきゃ。



まとめ

*目標を立てるより、もっと大胆に!
*人生にワクワクを取り入れる
*イライラからチャンスを生み出す
*仕事に対する自分の答えを見つける



仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)