初心者の特権:劣等感を抱いたらチャンスです!自信をもっていい。
初心者っていいですね。ブログの初心者になってみて改めて感じました。
新入生、新入社員、初心者。
一番、胸をはれる時期です。
自信をもって、人に頼れる時代。
悩んで、試行錯誤して、苦労する。初心者だからこその特権。
せっかくつかんだ特権です。大いに活用しよう。
劣等感を抱くのは初心者だから。
なぜ、劣等感を抱くのか? それは初心者だからではないでしょうか。
中上級レベルになったら、劣等感ではなく、また違った悩みが出てくるはずです。
もし、そのレベルになって劣等感を抱くようなら、きっとそれは、「初心者にどう接すればいいのか?」ってことだと思います。
今度は「初心者を応援する」という分野での初心者になるんですよね。
そう考えると、誰もが皆、初心者です。いつまでたっても何かの初心者なのです。
そして、初心者って一番楽しくて、一番「お得」な時期。
なぜなら、「初心者なので!」と言えるから。
初心者だからこそ、「わからないので教えてください」って言える。
失敗しても、「初心者だし」って言える。
苦労しても、「初心者のときは苦労した」と言えるようになる。
初心者って、初々しくって、かわいがってもらえて、チヤホヤされる。一番楽しいです。
当たり前のことですが、「初心の気持ち」って、初心者だから感じられるもの。
「初心」は、しばらくしたら忘れてしまう。忘れたところから惰性が始まる。傲慢にもなる。
だから、「初心」の気持ちを抱いている「初心者」って、一番すごい人なのでは?
そんな気がしてきました。
だから、劣等感を抱いたらチャンスです。
「おぉ! 自分は今、初心者なんだ! 初心者の特権を振りかざせるんだ!」
そんなふうに思えれば、楽しくなってきます。
そういう意味で、劣等感も、すごくいいものですね。
早く上に行きたいと、もがいている。試行錯誤をしている。
初々しくって、かわいらしい時期なんだと思ってほしい。
初心者にやさしくなろう
私は若い頃、初心者という言葉がキライでした。
早く初心者から脱却したかった。上級者と言いたかった。
そんな感じで、ずっと劣等感を抱き続けてきてしまいました。何ごとにおいても。
もったいなかったなぁと思います。
「初心者なので!」って、堂々といける時期だったんですよ。
もっともっと、人に頼れば良かったと思います。
初心者にしか経験できない、甘えの時代。
初心者である自分に、もっとやさしくしていい。
そうすれば、初心者から脱却したとき、初心者にやさしく振る舞えるようになる。
挑戦とは、初心者になること
挑戦という言葉がキライでした。
何だか大きな壁のように感じて、勇気が出ず、ひるんでしまい、なかなか挑戦ができない。
面倒に思ってしまう。怖くなってしまう。いつまでも、安全な場所にいたい。
だけど、「挑戦」という言葉を、「初心者になる」という言葉に変えてみたら、ちょっとワクワクできるような気がしてきました。
初心者はかわいがられるし、初心者だから苦労しても恥ずかしくない。
また初心者になれるんだ!
それって、すごく嬉しいことです。
ブログを始めてみて、久々に「初心者」という立場になって、とても実感しました。
だけど、もうすぐ「ブログ初心者」とは言えない時期になってしまう。
そう思ったとき、なんだか寂しさを感じたのです。
おっと、初心者からはもう脱しなきゃいけないんだ。いつまでも「わからない」って言ってられないんだ。
ちょっとした「焦り」を感じて、憂うつになったりもしました。
でも気持ちを切り替えてみた。
ブログの初心者が終わったら、次は何の初心者になろう?
また初心者になりたい。
そうすれば、常に何かに挑戦ができますね。
いま思えば、初心者って、ほんとに楽しかった。
以前、写真を習っていた時期があったのですが、「初心者なんです!」って言えば、誰もがやさしく教えてくれました。
すべてが新鮮でした。
いまでは、「あぁ、またその話…」と思ってしまう。
「それくらいは知ってるし」と思ってしまう。
だんだんと、上級者の自慢話がイヤラシく感じるようになってしまう。
初心者の頃は、どんな話を聞いても楽しかったのですが。
「初心」の気持ちって、やっぱり「初心者」にしか持てないもの。
初心を思い出すことはできても、純粋な初心の気持ちには絶対になれません。
「挑戦」という言葉にひるんでしまうようなら、「初心者になれる喜び」と考えてみては、いかがでしょうか。
初心者ですよ。ピッカピカの一年生なんです。
ランドセルをしょってワクワクしてたあの頃に、また戻れるんだと思えば、劣等感なんて吹き飛びます。
ワクワクしながら、「初心者」になろう!
劣等感を抱いている自分に、自信をもとう!
春から何かの初心者になる人に、大きな声で訴えたいです。
初心者は一番いい時期!!
思う存分、楽しんでほしい!
「初心者の頃は○○だった」と言えるような苦労をしよう!
ブログ初心者の所感でした。