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できる人は、他人と協力する〜「すべての仕事は3分で終わる」

すべての仕事を3分で終わらせる――外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術



誰かに解決策を教えてもらい、仕事を他人に割り振ることができれば、目の前には「自分にできる仕事」しか残りません。


海外の仕事のやり方は、
本当に早いそうです。


それに比べて
日本は遅い。


駐在経験のある誰もが
言うことですよね。


この本の著者は、
マイクロソフト社員で
シンガポールで14年間、
仕事をしたそうです。


著者の自論は、
仕事を3分で終わらせること。
それを海外で
学んだとのことです。


この本には、
3分で終わらせる極意が
たくさん書いてあるのですが、
個人的に気になったのは、
3分で終わらせる仕事術よりも、
人の力を借りる話でした。


日本では、
一人でこもる人が多いですよね。
助けを求められないのです。


なぜかと言うと、
「自分でやったほうが早い」
「相手のレベルが低い」
「かっこ悪くて言えない」
「自信がなくてノーと言えない」


そんな理由で、
仕事を一人で抱え込む。
そういう人が非常に多いです。


だけど、
「できる人」というのは、
一人ではやらないそうです。


協調性のある人こそ
成功するんです。


今回は、「すべての仕事は
3分で終わる」より、
できる人の協調性について
考えてみたいと思います。



他人の力を借りる

わからないことは聞く

仕事には「解決策」が必ず存在します。解決策の見当がつけば、問題はすぐに解決します。解決策を知るには、詳しい人に聞くのが一番早いのです。


ほとんどの仕事には、
目新しさはありません。


従来のやり方を学べば
たいていはできるのです。


そのことは、
脳科学者も言っています。
脳を若返らせる3つの方法!〜脳を使えば老いない - ichigo's blog




会社の仕事はすべて、
ルーチンだと思いましょう。


クリエイティブなことなんて
ほとんどありません。


それは、解決策がどこかに
必ず存在するという意味です。
誰かが知っているのです。


一人で悩んでないで、
誰かに聞きましょう。
アドバイスを求めましょう。


一人で考えすぎてて
効率が悪くなってることを、
本人は気づいてませんが
はたから見てると
すぐわかります。


言ってくれれば
協力するのに
何も言われないと
勝手に口出しなんて
できないですよね。


人って案外、
「聞いてくれればいいのに」と
思ってます。


できる人に頼む

全部の仕事を一人でこなしてはいけません。自分が苦手な分野や未経験の分野を手探りで行い、結果として仕事の質を低くしてしまうより、他者に任せることで得られるより高い成果を求めるべきなのです。


大切なのは、
自分にとっての
得意と苦手を
把握することです。


「自分を知る」
何ごとにおいても
それは必須です。


長所を伸ばし、
短所は他人に頼む。


そのためには
自分のことをしっかりと
理解しなければ
なりません。


長所・短所
できる・できない
得手・不得手
必要・不要


わかってない人って
多いですね。


自分にはできると思ってても
周りから見たら
「何でそうなるんだ?」と
思うことが結構あります。


人に頼めないのは、
それが自分にとっては
不得意であることを
知らないから、
なのかもしれません。


つまり、得意な人のやり方を
知らないんです。


そういう意味で、
人のやり方を見てみる、
教えてもらう、
というのは大事なことです。


きっと、他人はもっと
効率的にやってますよ。


できる人との比較
日々の自己分析
振り返り


それを繰り返すことで
自分を知るのです。


不要なのは、プライド

変なプライドや罪悪感を捨てて、「自分でできない作業、一番時間がかかる作業を見極め、他人の力を借りる」ことをモットーに仕事を進めることが大切です。


なぜ頼めないのか?


プライドが
邪魔をするから


つまるところは
そこですよね。


聞くのが恥ずかしい
バカにされそう
今さら聞けない


もしくは、


聞いても教えてくれない
上から目線がイヤ
教え方が下手


相手の態度がイヤだから
というのも、大きいですね。


すべてはプライドです。


相手の教え方が下手だろうと
本当に知りたければ
関係ないんですよ。


ただの言い訳です。


できるようになること
不快な思いをしないこと
目的はどっちですか?


いい人に出会えるのは
幸せなことですが
いい人がいないことを
言い訳にしてては
成長しません。


加えて、日本は、
「察する」文化です。


自分から聞くよりも、
わからないことを察して、
手を差し伸べてほしい


そんな願いを、
誰もが潜在的に持っています。


私も言われたことあります。
「困ってるかもって、
思ってくれないの?」


ものすごく面倒です!


わからないなら
自分で調べるか聞くか、
行動をおこしてほしい
って思います。


ただ、
他人のことになると
面倒に思うのですが、
自分のことになると
とたんに、
「察して」となるので
厄介です。


私もいつの間にか
気づいてよ!って
思ってたりして
自分で自分に
がく然としたりします。


察することなんて
絶対にできないんです。
わかるわけありません。


そんな面倒なことは
やめてしまいましょう。


わからないことを
わからないと言う。
できるようになるまで聞く。


どうしてもできないことは、
他人にやってもらう。


スッキリした人に
なりましょう。


面倒な振る舞いは
やめましょうね。


空気を読む必要なんて
ないです。
ハッキリと
聞けばいいだけです。


仕事ですから。


自分の「知らない」を
解決することが目的
だと思い、
何と言われるかなんて
気にするのは
やめてしまいましょう。


自分が賢くなるため。
早く効率的なやり方を
覚えるため。


プライドは捨てて
さっさと聞く!
そして頼む!


迷ってること自体が
非効率です。
他人からしたら、
面倒なんです。


**


人に聞けなくて
損をしてしまうこと、
すごく多いです。


一人で抱え込んで
いっぱいいっぱい


それでは、かえって、
周囲も迷惑なんですよ。


一人でサクサクやってるから
大丈夫なんだろうなと
思っていると、
締め切り間際になって
やっぱりできませんと言う。


じゃあ、何でもっと
早く相談してくれないの?


そんなやり取りが
日常的になってます。


報連相
いくら言っても
できないんですね。


プライドは
捨てたほうが
自分のためです。


早いうちに
SOSを出すんです。


聞いてくれなければ
何度も何度も
主張しましょう。


聞いてくれなければ
聞いてくれない人が悪い
聞いた自分が悪いのでは
ありません。


結局、仕事は
チームワークです。


一人の力なんて
大したことありません。


協力してもらうことで
感謝もできます。


仕事をとおして
他人の有り難みも
感じるようになります。


すべて一人でやる
そんな幻想から
抜け出したほうがいいです。


ただ、聞き方というのも
ありますね。
それはまた次回に。



~まとめ~

一人でできる仕事はない
他者を巻き込もう