ichigo's blog

気軽な日記ブログです

心の目で、見えない物を見る~「最高の人生のはじめ方」

映画「最高の人生のはじめ方」(字幕版) 【TBSオンデマンド】




人生は、
自分の想像で、
できあがっています。


「思考は現実化する」
という話も、
想像の力を言っています。


想像力を鍛える。
普段、試していますか?


今回は映画ネタで。


「最高の人生のはじめ方」


主人公は、
著名な作家で、
車いす生活の男性。


その男性が、
ある一家との触れ合いによって
人生をやり直す物語です。


この映画のなかで
一番心に残ったのは


見えない物を見る


主人公と少女による、
想像力を鍛えるレッスンが、
とても印象的でした。



見えない物を見る

心の目で見る

見えない物は何だ?
心の目で見るんだ


想像力を鍛える


そのレッスンのなかで、
見えない物を見ることを
うながします。


「できないよ」と言う少女への
アドバイスは次の2つ


心の目で見ること
自分の物を探すこと


少女は最初、
読んでいた小説の内容を
思い浮かべました。


しかし、
他人からの借り物ではなく
自分の物を探すことだ、と。


なかなか深いですね。


私たちは普段、
自分で考えているようで、
実は他人の考えに
支配されています。


洗脳という言葉が
否定的なイメージで
言われることが多いですが


実は、
自分の考えのほとんどは
洗脳だとも言えます。


誰かの考えです。
誰かの意見です。


その多くは、
親の意見です。
世間体です。


自分のオリジナリティを
どれだけ
もてていますか?


心の目で見る
自分の物を探す


大事なレッスンだなと
思いました。




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ない物を探し続ける

そこにない物を探し続けろ


ないものねだり、
という意味ではありません。


「ない」のではなく、
「ない物を見る」のです。


想像して創り上げることです。


主人公は
車いす生活になりましたが、
小説を書くことに
希望を見出したようです。


歩けなくなり、
一度は絶望しかけたけど
そこから
書く喜びを見つけた。


ない物を探すというのは、


どんな状況からも
喜びを見出していくこと


できない状況の中で
何ができるかを
見つけていくこと


そういう意味かも
しれません。


見える物だけで判断するなら
想像力はいらないわけです。


そういう意味で、
未来も、見えない物です。


ありありと想像する


願望を実現する方法として
ほとんどの本に
書かれていることです。


どれだけ想像できるか
それで未来が変わります。
幸せも訪れます。


想像力、鍛えましょう。



ドアを開ける

閉まるドアもあれば、開くドアもある

1つのドアが閉まれば別のドアが開く


主人公が車いすになったとき、
パートナーが
言ってくれた言葉だそうです。


素敵な言葉ですね。


チャンスは常にあります。


一つダメになったからって、
すべてがダメなわけでは、
ないのです。


別のドアが開く


そう思えば、
絶望する必要なんて
なくなります。


そして、
別のドアが開くときは
新たな人との交流が、
あるものです。


主人公は、
フィンという少女と
次のような対話をします。



「全てのドアが固く閉ざされた。
だがある日、
フィンという名の少女が
私のドアをたたき、
私に脚を返してくれた。」


「どうやって?」


「私を信じることで。
だから月明かりで踊れたんだ」


「踊ったの?」


「頭の中で踊ったよ」




「頭の中で踊った」


つまり、想像力です。


想像の中では
歩くことができる
踊ることもできる


想像力を使えば、
何でもできるわけです。
幸せも手に入ります。


幸せとは、
事実そのものよりも、
事実に対する自分の解釈で
決まることがあります。



「見えない物を見る」


心に刻みたい言葉です。



**


余談:映画が脳に与える影響


共感をすることは、
人にとって、
一番の癒しになるそう。


映画鑑賞で、
共感脳を鍛えられます。
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