やりたくないこと、もうやめません?〜「嫌なこと全部やめたらすごかった」
頑張るって疲れる。
無理してやりたくないことをやって、疲れてても笑顔を作って。
そうして、ストレスはたまる一方。
それ、いつまで続ける?
もっと素直になって、やりたいことをやろう。
嫌なことはやめよう!
「嫌なこと全部やめたらすごかった」
この本のタイトルを見た瞬間、思いました。
「嫌なことやめたい!」
いろんなことが疲れてきてしまって、これって本当に私のやりたいことだっけ?
愚痴と不満が止まらない・・・
なんか違う気がする・・・
でもどうにもできない
そんな悪循環に陥ってました。
愚痴でエネルギーを吸い取られるから、嫌なことをやってると、普段よりもぐったり疲れるそうです。
疲れの原因はそれかもしれません。
「あなたのためにやってる」っていうのは、言われる立場になると、とっても嫌な言葉です。
「頼んだ覚えはない!」って言い返してる場面、よく目にしますよね。
嫌なことをやって疲れてくると、
自分はこんなに頑張ってるのに
あなたのために我慢してやってるのに
必ずそうなります。
そんなことをするよりも、好きなことをして常に笑顔でいるほうがよっぽど人のため。
愚痴を言えば相手は嫌がる
何もしなくても笑顔でいるほうが喜ばれる
本当はそういうものかもしれません。
イライラはキャパオーバーのサイン
私は常に、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。
そして、イライラしてる自分がとても嫌いになってきます。
気にしないようにしようとか、もっと相手の気持ちも考えようとか、いろいろ努力はしつつも、その努力自体にまたイライラしてしまうんです。
それはきっと、やりたくないことを無理してやってるから、イライラする・・・
この本を読んでそう思いました。
でも、自分が悪かったと考えるより、キャパオーバーのサイン。
そんなふうに思うと、ちょっとホッとしますね。
わかってほしいんです。いっぱいいっぱいになるまで頑張って必死になってる自分に、誰かからの優しい言葉がほしいんです。
だから、自分で言おう。もうやらなくていいよ、と。
本当に好きなことをしていればイライラなんてしないんです。
イライラするなら、やめる。
特に私がやりたくないことは、ムダな愛想笑いです。
相手を傷つけないように気遣い、思ってもないことを言って、楽しくもないのに愛想笑いする。本当に疲れます。やりたくないです。
他人の顔色をうかがってビクビクしたり、こんなことをしたら嫌われると思ったり、そのせいで一人でイライラしてたり。
その結果として・・・
自分も他人も幸せになってません。
本当に意味なかったですね。とりあえずやめてみます。
他人を信頼する
他人を信頼しないと、他人に責められると思い込みます。その結果、いろいろと自分や人に制限をつけ、正しさを追求してしまうのです。
やりたくないことをやめても、頼まれたことを断っても、自分勝手なことを言っても、人って、けっこう優しいんです。
協力もしてくれるし、応援もしてくれる。
不思議とうまくいく人って、いつもそんな感じじゃないですか? うらやましいです。
著者は、好きなことをしてハッピーに過ごすことで、結局はものすごく愛されるようになったと。
もっと自分のことも他人のことも信頼してみたい。
何をやるかより、何をやらないか
著者が変わるきっかけになったのは、「七つの習慣」だったそうです。
やっぱり何年も読み継がれている本はすごい。
「七つの習慣」で言われている重要事項の優先というのは、嫌なことはやらないということ。
自分の好きなことを優先することです。
また、「エッセンシャル思考」という考え方があります。これは、嫌なことには徹して「ノー」と言う生き方のことです。
やりたいことに「イエス」と言い、やりたくないことに「ノー」と言うためには、自分への思いやりが大事。
まとめ
自分が人のためにできることは、たった一つ。
心からの笑顔を向けること