ichigo's blog

1日1冊の読書で何が変わるかを検証しています

意志力は「思いやり」で強くなる。自己否定は天敵です。

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意志力とは、①やりたいことに「イエス」と言う ②やりたくないことに「ノー」と言う ③自分の本来の望みを忘れない


この3つの力を意志力といいます。


それは誰でも強くできる。弱いと自覚したら鍛えよう。


自己否定ではなく、「思いやり」で鍛えるのです。


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本当にやりたいことだけに「イエス」と言い、それ以外のものには徹して「ノー」と言う。


それがエッセンシャル思考。

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スタンフォード大学の心理学者、ケリー・マクゴニガルは、意志力には3つあると言っています。

【意志力】

  • やる力:イエスと言う力
  • やらない力:ノーと言う力
  • 望む力:本当の望みを忘れない力


これはまさに、エッセンシャル思考そのもの。


エッセンシャル思考とは、意志力ですね。


そして、意志力は筋肉と同じで、鍛えれば鍛えるほど強くなるそうです。


ならば、鍛えてみよう。


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意志力は鍛えるもの

小さな達成感を積み重ねよう

意志力は、筋肉と同じで、トレーニングによって強くすることができるそうです。


筋肉と同じということは、「自分は意志が弱い」と悩んでも意味がないってことです。


鍛えなければ強くならないのは当たり前なのです。


では、どう鍛えたらいいか?


それには、スモールステップが有効だそうです。


1日でガッツリやるよりも、毎日の積み重ねのほうが効果は大きい。


毎日、小さなことで達成感を抱く。そうすると自己肯定感が育っていくというのです。


「自分にもできる!」という達成感が大事だからです。


やってもやっても成果が出ないと、感情が弱まってしまいますね。


感情が弱まることは、意志力の大敵です。


自分の感情を弱めないように、自分で工夫を重ねなければなりません。


自分以外、誰も踏み込めない部分なので、自己コントロールをするしかないですね。


だからこそ、
自分に対して思いやりをもつこと!


著者はそこを強調されています。


また、筋肉と同じということは、使わないと衰えるということ。


小さな達成感を感じ続けることで、衰えることを防いでいくのです。


小さなことでいい。むしろ小さいほうがいい。


挫折感は、自己否定につながってしまうからです。


意志が弱い、選択できない、決断できない


そんな人はきっと、大きな目標や、難易度の高いものにチャレンジしすぎて挫折感を味わってしまったのでしょう。


自己否定は、感情と意志力を弱めるため、一番の損失になります。


だから、小さなことで自己肯定感を高めていくほうが効果的だというのです。


思いやりが自分を変える

罪悪感や恥の意識や自己批判のせいで自己コントロールが弱くなることはあっても、強くなることはありません。
自分を許し、自分の抱えているストレスや苦しみ、そして自分の弱ささえも受け入れることで、私たちは強くなれるのです。


先日、試してみました。


私は、職場でいつもイライラしてしまうのですが、イライラしているんだということを、ただ受け止めることにしてみたんです。


あぁ、イライラしてるなあと。


今までは、イライラしている自分はダメ!と思い続けていて、その考えが余計な苦しみを生み出していたように思います。


嫌な自分を受け入れられないから、他人の嫌な部分も絶対に受け入れられない。


だって、嫌なものは消さないといけないと思っているから。


自分でも無意識のうちに、一瞬で否定してしまいます。


ダメダメダメ!
こんなことを思っちゃダメ!
こんな自分じゃダメ!


一瞬だから、本当に意識を向けないと自覚できません。


無意識のうちに、自己否定を繰り返してしまう。


ちょっとした自己否定が、長年にわたって蓄積されているので、わけもなく意欲を失ってしまったりするのです。


意志力が育たないのは、そのせい。


小さな自己否定の積み重ねを甘く見ないほうがいいです。


そして、自分を変えようとしないことがコツだそうです。


あぁ、自己否定してるなあと事実を認識するだけ。


考え方を変えようと思えば思うほど、かえってその考え方にとらわれてしまうのです。
これは「皮肉なリバウンド効果」と呼ばれており、何かについて考えないようにしようとすればするほど、そのことばかり考えてしまいます。


速読講座でも言われました。


「読もう」と思うと読めない。逆に、「読まない」と思うと読んでしまう。


「読む」「読まない」ではなく、「文字を受け止める感覚」が大事なのだと。


受動のなかの能動なのだそうです。


「考えない」と思うと、余計に考えてしまうのと同じですね。


だから、「考える」でも「考えない」でもない。「許す」でも「許さない」でもない。


ただ事実を受け入れる。


それだけで感情は落ち着くということを、職場で少し、実感しました。


常に意識してみるといいと思います。


自分は今・・・


ふてくされてる
すねている
嫉妬している
寂しがっている
うらんでいる
怒っている
八つ当たりしている


ただ受け止めるだけでいい。否定もしない。かっこつけもしない。


なぜだか、自分に対しても「かっこつけ」てしまうんです。


別に、誰かに見られてるわけでもないのに、「いや、平気だし」とか「他人の幸せを喜ぼう」とか。


全然平気じゃないし、すごく嫉妬しているのに、自分に対してさえ、いい人を演じてしまう。


「認めない」ことが一番のかっこ悪さですよね。


どうしても、かっこつけてしまうから、「認めることはかっこいい」と思うようにすれば効くかもしれない。


試してみます。


自分の考え方を変えようなんてことは考えず、ただゆっくりと呼吸をしながら心を静めていきます。
そうすると、知恵が浮かぶというか、物事がはっきりと見えてきて、新しいとらえ方ができるようになり、大変なことに取り組むのに役立ちます。


イライラしたときに、一番ムダだと感じたことは、気をまぎらわせること。


人と会って楽しい時間を過ごしていると、その瞬間は確かに忘れられますが、すぐに元に戻ってしまいます。


なんとなく、ごまかしているだけ。


それよりも、ちゃんと自分の気持ちを受け止めて、じっくり味わい尽くしていくことのほうが絶対に効果がある。


やけ酒でもいいし、ふて寝でもいい。


とにかく、自分は今、「やさぐれているんだ」と認めれば、気持ちが消化されていきます。


ただ受け止めてみよう。


70歳の自分と対話する

将来の自分のことを責任をもって大事にするべき相手のように感じ、将来の自分が幸せで健康でいられるように気をつけます。


自分を思いやるというなかには、「将来の自分」を思いやることも含まれます。


今、良い習慣を続ければ、将来の自分は喜ぶ。将来の自分への思いやりなのです。


そのためには、70歳の自分と対話してみるといいそうです。


70歳の自分は、どう思っているか。今の自分に何を言いたいだろうか。


そんなことを想像してみると、今の行動を変えやすくなるかもしれません。


将来の自分は、大切にすべき存在。


ノーと言うべきときにノーと言い、イエスと言うべきときにイエスと言うためには、もうひとつの力、すなわち、自分がほんとうに望んでいることを思い出す力が必要なのです。


自分が本当に望んでいることを思い出そう。それを70歳の自分は達成できているだろうか。


70歳の自分を大切にするために、
小さな達成感と思いやりで、意志力を鍛えよう