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他人に振り回されずに生きる3つの基本姿勢|エッセンシャル思考

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①選択 ②ノイズ ③トレードオフ


この3つの考え方を基本にすれば、他人に振りまわされないで生きていけるようになります。


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エッセンシャル思考を学びました。
ichigo-it.hatenablog.com


エッセンシャル思考とは、不要なものを切り捨て、重要なものだけを選ぶという思考です。


自分の人生のために、取捨選択を極限までやっていこうということです。


そうすると、他人に振りまわされずに生きていけるようになります。


他人に振りまわされてしまう人は、エッセンシャル思考が苦手な人なのです。


その基本は、①選択、②ノイズ、③トレードオフ


まずはこの3つを理解しよう。


「エッセンシャル思考」
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする


仕事や用事を頼まれるたびに、イエスかノーかを正しく決めることが必要だ。そのための確固としたルールが、エッセンシャル思考なのである。

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エッセンシャル思考の基本

①選択

エッセンシャル思考の最初の一歩は、「選ぶ」ことを選ぶことだ。


主体的に選択をすること。


それは、「七つの習慣」でも第一番目に挙げられている習慣です。

ichigo-it.hatenablog.com


言われたとおりにやるとか、刺激に対して自動的に反応するのではなく、主体的に、重要なものを自分で選びとる力。それが選択。


流されるのは「選択」ではありませんね。「選択の放棄」だと思います。


面倒だし。疲れるし。怒られるのはイヤだし。


「自分の人生は自分で選んでいい」ということを、いつも忘れてしまうのです。


「他人の意見がうるさすぎる」から。


他人の意見に振りまわされると、選択ができない。いわゆる「決断疲れ」です。


他人の意見は「ノイズ」にすぎないことを理解しなければなりません。


②ノイズ

世の中の大半のものはノイズである。本当に重要なものはほとんどない。


世の中の大半のものを重要だと思い込んでしまう。


「選択」や「決断」ができなくなる理由は、そこではないでしょうか。


あれもこれも良く見える。あの意見も、この意見も重要に思える。


混乱してしまうので選べなくなってしまうのです。


もしくは、すべてを取り入れた結果、すべてが中途半端になったり。


ほとんどのものがノイズ。どうでもいいこと。本当に重要なことは少数しかない。


そのことを覚えておくだけでもスッキリと選べるようになるかもしれません。


他人の意見ではなく、自分の本心が動くもの。やはり、そこを大事にしたい。


数かぎりないチャンスのなかから「これだけは」というものを見つけなくてはならない。本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言うのだ。


本当に大事なものに「イエス」と言うためには、どうでもいいことには「ノー」と言えなければなりません。


それがトレードオフです。


トレードオフ

何かを選ぶことは、何かを捨てること。


トレードオフとは、「何かを選ぶなら、何かを犠牲にしなければならない」という意味。


「あちらを立てれば、こちらが立たぬ」ということですね。


すべてを平等に!というのは幻想。何かを捨てなければならない。捨てる勇気が必要です。


世の中の大半はノイズ。それがわかれば、捨てる勇気が出てきそうです。


というより、持ち続けることにデメリットしか感じられなくなります。


だって、ゴミを抱え込んでいるのと同じ状態ですから。


だけど実際は、どれもこれも重要に見えてしまう。「もったいない」と思ってしまう。


今まで大事にしてきたものなら余計にです。


努力し続けてきたこと、信じ続けてきたことを捨てることには抵抗がある。だから、捨てずに持ち続けてしまいます。


心理学では、「授かり効果」というものが実証されているそうです。


どんなに価値のないものであっても、自分が所有しているものは輝いて見える。自分の所有物になった途端、手放せなくなってしまう。


自分の一部を捨ててしまうようで、我慢ならなくなってしまうんですよね。


別れられずに惰性で付き合い続けるカップル。
間違いを指摘されると逆ギレする自分。
やめられない悪習慣。


すべては「授かり効果」です。


実は輝いてないのかも? ただ、もったいないという理由で手放せないだけかも?


一度、疑ってみる必要がありそうです。


仕事でも趣味でも、ついつい、あれもこれもと手を出してしまう。


だけど、あれもこれもは不可能なので、不要なものは捨てなければならないのですね。

「自分はどの問題を引き受けるのか?」
トレードオフを無視したり非難したところで、何もいいことはない。トレードオフとは、戦略的に、そして慎重に選びとるべきものなのだ。

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結局、「選べない」「捨てられない」理由として一番大きいのは、「いい顔」をしたくなるというものだと思います。


世間の声が気になるのです。


文句を言われたくない。嫌われたくない。自己中心的だと思われたくない。いい人でいたい。


そうして、自分の本音にフタをしてしまう。


強烈な足かせですよね。


脳内で、勝手に妄想が始まるんです。


自分の声 V.S. 世間の声


やがて、決断疲れを起こしてしまう。


もっと素直に、もっと自由に、自分の幸せを選びたい。

「ああ、自分に正直に生きるより、どうでもいい仕事を押しつけられる生活のほうがよかったなあ」と後悔する可能性があるだろうか?

たくさんのどうでもいいことより、数少ない本質的なことを全力で追求しようではないか。そのためのしくみを学び、もっと研ぎ澄まされた生き方をしようではないか。

エッセンシャル思考でいこう。今日から。