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七つの習慣の七つとは?自立3:相互依存3:自分磨き1|七つの習慣

完訳 7つの習慣 人格主義の回復



七つの習慣とは、あらゆる人が考え方の土台にしているもの。派生された、聞きかじりの理論を求めるよりも、じっくりと古典から学ぶことをオススメします。


ここではザックリと、七つの習慣の中身を紹介します。


七つの習慣の構成

  • 「自立」に関する課題:3
  • 「相互依存」に関する課題:3
  • 「自分磨き」:1
  • 「七つ」すべてに貫く法則

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自立

①反応を、主体的に選択する

何か嫌なことが起きたとき、反射的に感情を出すのではなく、一呼吸おいてから、反応を自分で選び直すという意味です。


ついカッとなったり、余計な言動をしてしまったりと、反射的に感情を出してしまうのはよくあることですよね。


だけど、嫌なことを言ったのは相手の責任かもしれませんが、それをどう解釈するかは自分の責任なんです。それが「主体的に」という意味。


自分の反応は主体的に選ぼう!


②ミッションステートメントを考える

自分の葬儀を想像し、そのときに周囲から何と語られたいか、それをイメージするという意味です。


自分の考えはどんどんと変わっていくので、じっくりと考えて、書きあげていくことをしてみよう。


③重要事項を優先する

ここが有名な「時間管理」の話になります。


ムダなことに時間を費やさない、時間がなくてできないという言い訳をしない、一番大事なことを一番にやろうということ。


自分にとって一番大事なことって何だろう? まずはそこからです。


自分の答えが、結局は世間体を気にしてのことだったり虚栄心だったりして、実は自分のやりたいことではないかもしれないのです。十分な検討と分析が必要です。


これは、「エッセンシャル思考」という考え方に同じです。

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相互依存

Win-Winを目指す

人生を競争の場ではなく、協力の場ととらえる
決断のとき・問題解決のとき、お互いの利益になりお互いに満足できる結果を目指す

自立がしっかりできたうえで、相互依存を目指します。


「自立」ができてないと「依存」になってしまうため、まず自立・次に他者、という順序が大事。


これは、あらゆる人が推奨していることなので、ぜひ、心に刻んでみよう。自分→他者という順番が必ず大事になってきます。


なかなか「他者」を自分の心に入れられないのは、「自立」の課題がクリアできていないからかもしれません。


いきなり難題に挑むよりも、一歩一歩進んでいくほうがいいそうです。難しいと感じたら、一番目に戻ってみましょう。


⑤理解してから理解される

共感とは、相手の視点に立ってみることである。相手の目で物事を眺め、相手の見ている世界を見ることである。それによって、相手のパラダイム、相手の気持ちを理解することである。


「なぜ分かってくれないのだろう」と嘆くのではなく、まず最初に、自分が相手を理解する。


「分かってくれない」という愚痴をよく聞くし、自分もよく言ってしまうので、多くの人にとって、かなりの難題ではないでしょうか。


Win-Winもそうだし、自分が先に理解するということについても、誰もが納得できることであり、その通りだと思うけれども、いざとなったら非常に難しい。


同じ場所にいても、自分の見ている世界と、相手の見ている世界はまったく違うもの。


相手はどのような景色を見ているのか、それが少しでも理解できれば、相手も必ず、自分を理解してくれるようになるそうです。だから、まずは相手を理解する!


「思考は現実化する」の話ででてくる、成功の黄金律というのも、このことです。
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⑥他者とともに相乗効果を発揮する

  • 相手の立場を裏づける考えを理解する
  • 相乗効果で問題解決をしていく

④と⑤ができるようになったら、とてつもない相乗効果が現れるそうです。


「七つの習慣」と言うと、時間管理の方法が一番クローズアップされがちですが、他者との相乗効果を一番考えなければいけない気がします。


私たちは、自分のことに焦点を合わせること(自己尊重・自己啓発・自己向上)に意義があるとする、幻想的な社会に甘んじて生きている。
それは「私はこれを望みます」「私のやり方でさせて」「私のやり方でしました」という生き方である。

しかし、何千年も前からある啓蒙書は、「自分自身を高めるうえで最も大切なこととは、自分の行動で人をいかに勇気づけられるか、ということである」と繰り返し説いている。

貢献すること、つまり、自分自身のことよりもっと高い次元に目的を置いて生きることに意義があるのである。


つい忘れてしまいがちですが、これは人生の指針ではなく、習慣に関する話です。習慣化するしかありません。



自立と相互依存のバランスをとるために重要なこと

⑦自分磨き

最後の1つは、自分磨き。


「自立」と「相互依存」のバランスをとっていくためにも、自分の能力を高めることを怠ってはいけないんですね。


スキルアップに取り組んだり、読書や運動、趣味に取り組むことでもいいと思います。自立と相互依存という土台があってこその自分磨きです。



七つの習慣すべてに貫く法則

人が守るべき普遍の原則

原則中心の生き方から生まれる知恵と指針は、物事の現在、過去、未来を正しくとらえた地図に基づいている。正しい地図があれば、行きたい場所がはっきりと見え、どうすればそこに行けるのかもわかる。


「原則中心」ということを強く主張されています。人が守るべき原則・法則があり、そこに従っていくのが正しい生き方だと。交通法則を守るようなものですね。


じゃあ、法則って何?っていうのは、だいたい、次のようなことが書いてありました。


誠実さ・正直さ・人間の尊厳・忍耐・貢献・励まし


いわゆる、どんな時代でも当然のように受け入れられる、人間の資質とか、徳のようなものですね。誰もが「確かに大事だ」と納得できるようなものです。


農場の法則(原因結果)

撒いたものを収穫する、撒いてないものは育たない。自然の法則は不変なんだってことです。


「なぜ自分だけが?」と思うのではなく、その種を撒いたのは自分だよね!ということです。


原因結果の法則というのは有名です。
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「思考は現実化する」では、潜在意識という畑に、思考や感情という種を植えていくと、強い信念という実がなる、というふうに例えられています。


潜在意識と強い信念が協力し合ったとき、夢は叶うと。

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「真北」の法則

どんな状況に置かれても、自分自身にとって核となる大切にしたい考えや理念、自分の人生で一番成し遂げたいこと、常にそこにコンパスの針を合わせていくことを言われています。


道を見失ったとき、落ち込んだときは、北極星をさがそう!ってことですね。


ただ、その北極星とは何なのか?っていうのは、いまいちわかりませんでした。自分でつかむものなのかもしれません。核となる理念ですから、自分でしっかり練っていく必要があるのだと思います。


「嫌われる勇気」にも似たようなことが書いてありました。
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物のパラダイムから人のパラダイムへの転換

従来の時間管理法

  • 仕事を効率的にこなす
  • 他人を管理・監督する

 →人を物に格下げする考え方

人のパラダイムによる時間管理法

  • 相手の力を伸ばすことに時間を割く
  • 相手の創造力を信じ、相手自身に自己管理能力を身につけさせる
  • 他人と一緒に問題に取り組み、互いの希望を明確にする
  • 効果的なコミュニケーションができるような人間関係作りをする

一流の人は皆、七つの習慣を身につけています。私は、とても濃い内容の本なので、まだ頭の整理がしきれていません。少しずつ、まとめています。


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~まとめ~

自立から相互依存へ(まず自分・次に他者)
そして、自分磨きを怠らず、
自然界を貫く法則にのっとって生きていくこと