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山口達也・46歳の不祥事に思う~40代・50代の思秋期はかなり怖い

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思春期ならぬ、
思秋期


40〜50代は、
ちょっと油断すると
どん底に落ちる可能性が。


影響力がある分、
大問題に発展も。


孤独感を解消しよう。


**


2018年5月


新緑の美しい季節、5月。


新しい生活にも慣れ、
五月病にもなる時期。


ていうか、
五月病って言葉、
今でもあるんでしょうかね?


そんな、新緑の萌える、
春5月。


このときの
衝撃ニュースと言えば。





忘れもしない、これ。


dot.asahi.com



女性としては、
思い出したくもない、
書きたくもない、
そんなニュースなので。


詳細はカット


とにかくビックリで、
腹立たしい事件。


ひとこと。


テレビを
なめてるのか??


何が衝撃だったかといえば。


人気絶頂期の
トップアイドル。


人気もある。
お金もある。
自身の冠番組もある。
ましてやニュース番組。


だけど実は、
孤独を抱え、
うつ病に苦しみ、
酒と女におぼれていた。


しかも。


46歳という年齢


若者ではない、
40代中年の、
人気絶頂スターが⁉️


そこが、
ものすごい衝撃でして。


人気が落ちたわけでもない。


仕事がうまくいかないのも
悲惨ですが、


うまくいってても
アル中になるんだ?


不惑の40と言いますが、
40代って、なかなか、
危険な時期かもしれない。


40代・50代を
どう過ごしたらいいのか。


ものすごく、
考えさせられた事件です。


人気スター・山口達也がなぜ?

アラフィフの、アル中・性犯罪

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10代や20代の若者なら
100歩譲って・・・
若気の至りなんてことも
あるかもしれない。


それでも許せないけれど。


なのに、
もう、いい大人が。


孤独はわかる。
ツライのもわかる。


だったら、
同世代の独身女性と
真剣に向き合えばいい。


なぜ、未成年なのか?
なぜ、強要するのか?
なぜ、暴言を吐くか?


そこが、
気持ち悪くって、
仕方ないのです。


そんなことをして、
自分の人気がどうなるか、
本当に
わからなかったのでしょうか。


わからずに
行動してしまったという点で、
もう、重度のアル中ですね。


お酒が入ると人格が変わる、
というのも有名だったよう。


次に会ったときには、
「この間はすいません」と、
謝ったりもするそうで。


それって、
DVの人にありがち。


さんざん蹴ったり殴ったり、
暴言を吐いたりしておいて、


急に泣いて謝ったり、
「もうしない。信じてくれ」
と真顔で言ったり。


そんなことをされたら、
今度ばっかりは本気かも。
と、信じてしまうわけです。


そんな人と
似てるのかなと思ったら、
これは本当に、
危険レベルの病気です。


復帰なんて、
ありえない。


と、個人的には
思ってしまいます。


それこそ、
火垂るの墓」の清太とは
比べものにならない愚行。

ichigo-it.hatenablog.com



清太はそれでも、
妹を幸せにしたいという、
愛があったのです。


愛ゆえに、
間違えてしまった。


だけど、この人は。


愛あっての行為・・・
ではありませんよね。


自分の孤独を
まぎらわすために、
お金とお酒の力を借りて、
人を傷つけた。



そうは言っても。



明日は我が身といいますか、
なんだか、
怖くなったりもします。


40代を襲う孤独の影。


10代や20代の頃って、
もちろん当時は、
真剣だったわけですが、


それでも、
長い人生から考えると、
大したことはないんです。


やっぱり、
若いってだけで
チヤホヤされるし。


なんでも許されるし。
周りは親切にしてくれるし。


わかりませんって言えば、
誰もが丁寧に教えてくれる。
応援してくれる。


何かあれば、
大人に守ってもらえる。


まだまだ、これから。
希望もたくさんある。


だけど、30代を乗り越え、
40代にもなると。


もう誰も教えてくれない。
できて当たり前になる。


体力も衰え、
見た目も衰え、
輝きを失った気分にもなる。


哀愁ただよう中年世代。


っていうのが、
リアルにせまってきます。


私も、会社で、
40代や50代の人に、
丁寧に教えてあげようなんて
思わないです。


もう教わる年齢でもないし、
プライドもあるだろうから、
何と言っていいかも
わからないし。


男性になら
冗談まじりにでも、
まだ言いやすいけど、
女性には言えないですね。


逆に、男性で言えば。


仕事がうまくいく人と
うまくいかなくなる人とが
顕著になってくる頃。


自分が稼げる人間かどうか?
という現実が、
せまってくる。


これって、男性には
ツラいんでしょうね。


若い頃は、
ビッグになるぜ!
なんて情熱もあったけれど、


ある程度、限界が
見えてきてしまう。


その、せつなさ。
焦り。悔しさ。


一方、家庭では、
子どもから憎まれ、
夫婦関係もなくなり・・・


なんてことで、
ストレスを抱えてる人、
身近でも、かなりいます。


それで、
わけのわからない行動に
走ってしまう。


思春期に対して、
思秋期なんていう
言葉もあるくらい、


しんどい時期だったり、
するんです。


仕事がうまくいかなくて、
病むのはわかるけど、


山口達也のように、
地位もお金もあって、
まさかあの人が?
っていう人も。


ニュースで
たまに見かけます。


許せないことだけれども、
まぁ、気持ちは、
わからなくもないような。


人生の折り返し地点、
40代・50代を
どう乗り切っていくのか。


良くも悪くも
影響力はデカい。


気をつけなければ
なりません。


若い人にとっても、
あっとゆう間ですよ。


孤独な中年

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ちょっと古いですが、
面白い記事を見つけました。


gendai.ismedia.jp



この記事には、
40~50代での痴漢行為。
そんな男性の特徴が
書かれています。


すべての色合いがモノトーンになってしまうんだ。世間が賑やかであればあるほど、気持ちが沈む。
・・・痴漢の話を聞くと、卑劣で最悪な行為だとは思うけど、どこかで仲間意識のようなものも感じてしまうんだ(54歳の男性)


また、痴漢で逮捕された
とある50代男性の話。


50歳を機に『若手の育成に力を注いでくれ』と管理職のポジションに置かれた。


外見的には出世ですが、職人気質の彼には部下の意見を集約し、なおかつ上司と折衝する仕事は荷が重かったようです。


次第に奥さんに愚痴るようになった。
『俺には管理職なんて向いてない。単なるエンジニアに戻りたいよ』


そのとき、
奥さんに失望されてしまい、
そのウップンから、
痴漢行為をしてしまったそう。


いつまでも
プレーヤーでいたい。


そう思う男性は多いです。


リーダーになった途端、
やる気を失ったり。


逆に、リーダーになれず
やる気を失うパターンも。


若い頃は、
若者の足を引っ張る大人が
信じられなかったけれど、
だんだん、他人事では
なくなってきます。


わかっちゃいるけど、
なかなか・・・
頑固さも増してくるし
寂しさにも襲われる。


そして、意外にも、
かの有名なニュートン
40代後半で
おかしくなったそう。


有名なリンゴの逸話で、
引力に気づいたのが、
20代半ば。


それを証明したのが、
40代前半。


研究に没頭し続けた日々。


それが達成したら、急に、
おかしくなったと。


ふさぎ込んだと思ったらハイテンションになったり、すごく奇妙な精神状態が5~6年間続きました


やはり、
没頭するものが
なくなったときが危険。


だけど、逆に、
誰でもそうなんだなぁと
ちょっと安心も。


私も、
オカシクなった時期なんて
たくさんあります。
5~6年どころじゃない。


皆、そうなんだと思えば
オカシイのではなく、
普通かもしれません。


自分のことも、
他人のことも、


よくあることと思って、
やさしく見てあげるほうが
いいですね。


作家の清水義範氏は。


私の場合は50代までガムシャラに働き、60を過ぎて思秋期が訪れました。・・・仕事が減って、勢いがなくなって不安を感じ、何をやっても面白くなくなった。


・・・『俺がいなきゃ困るだろう』と思ってやっていたのが、『いや、もうあなたの役目は済んでいますよ』と突きつけられると、男はアイデンティティを保てなくなって戸惑うんです


自分がいなくても、
どうってことない。


そんな現実が、
やっぱり、
寂しいんですよね。


痴漢や盗撮など性犯罪を起こしてしまう人は、家の中での存在感が薄いことが多い。妻や子供と仲良く会話をしているような人は、痴漢しないと思います。
・・・性欲を発散する場所がないことが、思秋期の男を性犯罪に走らせるキッカケとなる。


山口達也も、
離婚経験からの孤独が
大きいようです。


それくらい、
家庭円満というのは
男性にとっては、
重大ということです。


もちろん、
女性も同じですが、
女性の場合はもっと、
精神的な部分。


男性は、性犯罪に
つながってしまうから、
深刻です。


男性のことは、
いつまでも、
持ち上げてあげたほうが
良さそう?


ということで、


やはり寂しさ
危険なのでしょうね。


孤独だろうと
幸せには、なれる。


問題は、
孤独にのみ込まれてしまう、
いわば、孤独です。


その気持ちと
どう折り合いをつけるか。


一番いけないのは、
やっぱり、お酒。

お酒さえ飲まなければ性犯罪には走らなかっただろう、という方は多い。


何をやっても自由だけど、
暴飲だけは、やめておこう。



**


大人も
なかなかツラいもの。


それは、
男性も女性も同じ。


お金がないとツラいし、
あっても、ツラい。


人気がないのはツラいし、
あっても、ツラい。


リーダーになるとツラいし、
なれなくっても、ツラい。



なんだ、結局は、



誰もが
ツラいんじゃないか



誰にも思秋期は
やってくる。




備えておこう。




どうせなら、
孤独のカッコよさ。

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